【MSL仕事シリーズ】優秀なMSLの特徴とは何か?


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どうも、こんにちは。のぶです。

最近ちょっと忙しくて、ブログをサボっていました。

さて、今回は優秀なMSLとは何かについて読者の方からツイッターを通じて聞かれたので、記事にしてみます。

優秀なMSLの定義、特徴は以下かと思っています。

他にも、MRともうまく協業できる人というアドバイスもいただきました。

その通りかと思います。

では、それぞれについて少し考察してみます。

自分で課題設定、ゴールを設定して活動していること

これはですね、MSL自体がまだまだ確立した仕事ではないため、それぞれ個人が自分で課題を見つけて、ゴールを設定した上で活動をしていく必要があると考えています。

データジェネレーションがMSLの主な仕事なような気がしていますが、データジェネレーションをゴールにした場合、

何が課題で、現状がどの時点にいるのかをきちんと見定める必要があります。

課題を把握しても、ゴールに到達するには長い道のりがありますね。

私の考える課題は、例えば医師の抱えるアンメットニーズが何か分からないが、自社の抱えるニーズを考えた場合、医師の抱えるニーズとのギャップは○○というものがある、という課題でしょうか。

その課題を解決したら、◇◇というゴールを達成し、ゴールを達成することで自社と先生、患者がこうなるというようなイメージが描けていることですね。

医師とのコミュニケーションをとりながら、自社の考えるニーズとのギャップを把握するところから始めるのでけっこう大変かと思います。

自分で仮説構築して、先生のアンメットニーズを拾いながらもこちらから仮説を提案すること

一つ目のことに近しいのですが、ゴールに達成するために、自分でつくった仮説を医師に提案して受け入れられて始めて、データジェネレーションが成り立つと思います。

アンメットニーズを特定するだけでは不十分で、その先に自分の仮説をぶつけてみて、医師のもつサイエンスに火をつけて、研究が盛り上がるみたいなことが理想なのかなと思います。

自分の仮説が受け入れられたら仕事が面白いと感じると思います。

医師も良い提案だね!ということで、一気に信頼関係が向上するのではないかと思っています。

サイエンスを感じさせる面談ができることがMSLの使命でもありますしね。

言うは易しですが、けっこう難易度が高いと思います。

例えば、オンコロジーで言えば、最近のPD-1, PD-L1抗体を扱っているメーカーだと複数の疾患領域を経験したりして、一つの専門領域を究めるということがなかなか難しいのではないかと思います。

もちろん一つの疾患にフォーカスして活動しているメーカーもあると思いますが。

やっぱり自分の専門をもって活動を継続していくことが、今後はより仕事がしやすいのではないかと思いますが、同じいる会社にいる限りは、違う領域も担当しないといけないことが多いでしょう。

今後の働き方としては、プロジェクト型になれば、自分の専門疾患で次々にプロジェクトを変えていくような働き方になるんでしょうかね。

そちらの方がはるかに働きやすいとは思います。

英語ができてグローバルとのコミュニケーションに困らない

どういうことかと言うと、今後グローバル単位で臨床試験が走ったりする場合には日本の現状は○○だ、などと伝えながら試験に参加させてもらったり、連携を取りながら進めていく必要があると思います。

つまり、ミスコミュニケーションは試験の行方に対して死活問題につながる可能性があるので、しっかり相手の言っていることを理解して、こちらの言い分も十分に伝えられないと、お互いがウィンウィンの関係にならないですからね。

やっぱり英語は重要ですね。

アジアパシフィック領域で試験や研究を行っていく場合には、英語が絶対必要で、今後はアジアで試験などを行うことも多くなると予想しています。

なので早いうちに英語を身につける必要があるのではないかと思っています。

私もまだまだなので、頑張ってはいますが。

社内連携がうまくとれること

最後に、社内連携についてご指摘いただいたので、こちらも追加します。

これも重要ですね。

というのも、MSLはMRさん以外にも他の部署の方と関わることがあります。

そういった際に、うまくコミュニケーションをとって信頼関係を築いて、スムーズな連携ができる必要があります。

たまに、社内連携が苦手な人がいて、個人で完結したいと考える方も多いのですが、MSLはそうではない部分もあるので注意が必要ですね。

もしかしたら、会社によっては連携をとる部署や人が限られている会社もあるかもしれませんので、

転職される方がいれば、社内連携を重要視している会社かどうかを面接のときに確認する必要があります。

例えば、他の部署との連携がどの程度生じるのか、どこの部署と連携して仕事をすることが多いのかを確認した方が良いと思います。

最後に

4つの重要なことについて書きました。

もし今後転職する際に面接で聞かれた参考にしてみてください。

私も面接で聞かれた上記のように回答すると思います。

いずれも優秀なMSLの方ならこなしていることなのではないかと思います。

まだまだ私は未熟なので、訓練が必要です。

特に英語。そして、たまに面談でもうまくいかないことがあるので、やはり鍛錬が足りないのかなと思います。

なので、常に自分磨きは必要ですね。

これで満足ってことはなかなか到達しないのが現状です。

優秀なMSLの特徴について書かせていただきましたが、これ以外にもありましたらぜひともご意見いただければと思います。

また、書いた内容が優秀なMSLの特徴じゃない!というご意見もお待ちしています。

ではでは、この辺で。

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