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MSLの仕事

【MSLの仕事シリーズ12】アストラゼネカにみるMSLの仕事とは?

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どうも、こんにちは。のぶです。

今回は、アストラゼネカについて記事にしてみたいと思います。

皆さんはアストラゼネカにどんなイメージがありますか?

オンコロジー?循環器?呼吸器?に強い会社というイメージでしょうか?

私のイメージは、MSLの中でもアストラゼネカの存在感が増しているように思います。

また、MSLとして就職するなら、おすすめできる製薬会社の一つでもあります。

以下の記事でご紹介しました。

アストラゼネカは、JAPhMed(日本製薬医学会)からMSL認証を日本国内で初めて受けた企業です。

以下、引用です。

アストラゼネカのMSL認定制度は、社内外の専門家を活用してMSLの科学的知識と能力の水準を確認することを目的としており、JAPhMedの認証を得ることで、これまでアストラゼネカがMSLを通して構築してきた自社の科学的コミュニケーションサービスの水準が健全であることを、医療社会において、より強力に担保できると考えています。

引用元:アストラゼネカ プレスルーム
https://www.astrazeneca.co.jp/media/press-releases1/2014/20141027.html#

ちょうど社員インタビューもありますし、私も過去に転職面接受けたことがあります。

アストラゼネカは、メディカルの中では注目株ですね。

KOLからの評価は高いみたいですし、MSLが実施している活動内容も一目引くものがあります。

では、早速アストラゼネカのMSLについて考えてみたいと思います。

アストラゼネカのMSLの特徴とは?

アストラゼネカは、海外のメディカル・MSLとしての経験が豊富にあるようで、

その経験値は20年以上とのことです。

その経験値を活かして、グローバルスタンダードを日本に導入して、

MSL活動の明確なプロセス設定(評価のこと?)を行っているようです。

まずは、私が注目しているのが、

アストラゼネカは、MSL社員の教育研修制度が優れる点です。

アストラゼネカでMSLとして活動するのに、社内でのMSL認定試験に合格する必要があります。

社内認定の試験は、毎年行われて、毎年合格しないとMSLとして活動できないようなので、

けっこう厳しいですよね。

私のいる会社でも社内認定制度があり、MSL試験に合格する必要があります。

各社、MSLとして活動するのには、社内試験に合格する必要がありそうですよね。

次に、MSLの活動をサポートするために研修が充実しているようです。

薬剤や疾患に関する研修、ロジカルシンキング研修、プレゼンテーション研修など

MSLとして活動するうえで、必要となってくるスキルを向上する研修が用意されていますね。

これらの研修は、随時実施されているようなので必要なタイミングで

適宜受けられるような体制なのでしょうか。

あと驚いたのが、大学病院から協力を得て開催される実地の医療研修というのがあるようです。

臨床現場に沿った内容で構成されているようです。

具体的な中身まではわからないですが、医療現場でどのような仕事がされているのか、

カンファレンスではどんなことが話し合われているのかなどを見学したり出来るのでしょうかね。

社員インタビューで答えられている方は、実地の医療現場研修を通じて、

アンメットメディカルニーズの重要性とMSL職のやりがいを実感できる機会となるようで、

新たな気づきが得られる研修なのでしょうかね。

最後に、アストラゼネカは、多くの女性が活躍できる会社のようです!

女性の方にとっては、昇進などのチャンスも多いと聞きます。

実際に私が過去に面接したときには、女性マネージャーの方が多かったですね。

実際の女性管理職の比率は、女性管理職比率20%(2017年5月時点)

と報告されています。

アストラゼネカのMSLの仕事とは?

まず、当然ながらMSLとしての活動内容としては、

KOLからのアンメットメディカルニーズの収集、疑問点の解消、

疾患・製品の今後の検討課題の収集です。

収集したアンメットメディカルニーズは、

メディカル戦略部門(メディカルアフェアーズ)に情報共有したり、

各関係部門に情報を共有していると思います。

また、製品戦略にも貢献しているとのことでした。

各関係部門とは、特に研究開発やマーケティング部門との協業を指すようで、

創薬や育薬にも貢献しているようです。

アストラゼネカのMSLは、製品の承認前後でおそらく活動を変えています。

製品の上市後について社員インタビューでは触れられていますが、

製品上市後・の活動としては、MRがカバーできない科学的な情報を医師や

研究者向けに発信しているとのことです。

つまり、学術職のような仕事もしていますね。

承認前のMSL活動としては次に書く治験や臨床研究支援を実施していそうです。

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では次に、治験支援や臨床研究支援の活動についてです。

MSLとR&D部門とで協業しながらの仕事と思いますが、

臨床試験施設の検討(治験施設選定や企業主導研究の施設選定)や

試験の進捗状況に関して情報を共有して、様々な議論を実施しているようです。

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さらに、医師主導研究の支援です。

こちらは、ESR(Externally Sponsored Research)プログラムというもので

展開されています。以下、詳細です。

ESRプログラムは、医学知識の拡大に貢献することを目的に、アストラゼネカの医薬品に関連する、または重点領域に合致する研究に対し契約締結のもと、業界ルールに準拠して資金や薬剤提供による支援を行う制度です。

引用元:アストラゼネカ ホームページ, ESR(Externally Sponsored Research)
https://www.astrazeneca.co.jp/vri/esr.html#!

どんなタイプの研究を支援しているのかですが、以下のようです。

補足ですが、基本的には医師・研究者が主導の研究では、資金提供のみが

製薬企業ができることになります。

・介入を伴う臨床研究(第Ⅰ相~第Ⅳ相)

((承認済み、未承認、開発中止品含む)自社化合物を使用した臨床研究など)

けっこう幅広い製品・試験フェーズで募集していますね。

開発中止品に関して募集しているのはすごいです。

第1相から医師主導治験というかたちで実施したいという要望あるんでしょうかね。

・観察研究

(通常の診療以上の介入は行わず、実臨床の観察を通じて収集したデータや患者報告を使用した非介入研究)

観察研究はけっこうニーズはありそうですね。

・非臨床研究

非臨床研究も各社取り組んでますね。

問い合わせが入った際に、対応ができるMSLがいるのでしょうかね。

ウェブを介しているのでMSLがどういう場面で関わってくるのか聞いてみたいところです。

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最後に、主要な学会でメディカル部門のブースを出展して、疾患などについての

教育目的の情報発信を行っているいます。

よく学会では、メディカルインフォメーションと称して、メディカル専用の

ブースが設置されていますが、そのブースにて対応をしています。

さらに、メディカルとR&D(研究開発部門)が協力することで、

学会に参加されている医師、コメディカルからの質問対応をしているようです。

ちょっと疑問なのが、国内外の学会なのか、国内だけなのか、疑問です。

また、研究開発部門と協力して質問対応しているというのが、特徴かと思います。

通常は、メディカル部門だけで質問対応は行っているところが多いので。

やはり、開発品への問い合わせに対応するために、

一緒に実施しているのではないかと推察しています。

アストラゼネカのMSLとして求められることは?

まずは、担当するそれぞれの疾患領域に関する深い知識が必要です。

そして、身につけた知識や見識を論理的に情報提供できることですね。

情報提供や収集を通じながら、医師や研究者とのディスカッションを通じて

信頼関係を構築していく、そんな優れたコミュニケーション能力も要求されています。

また、収集したアンメットニーズや、すでに分かっているデータ不足に対して、

日本人エビデンスの構築をしていくことも仕事みたいです。

つまりメディカル主体の企業主導研究を実施している可能性があります。

もしくは医師主導研究での実施が考えられます。

これらの研究に対するオペレーション能力が要求されるはずです。

英語力も必要とされています。

どういう場面で必要とされるのかですが、

海外の学会や論文で報告される最新情報を入手するには、

英語資料から情報収集をすることが必要です。

情報収集できる程度の英語能力が必要と考えられます。

ちょっと気になったのが、グローバルとのテレビカンファレンスみたいなものがないのか?

ということです。社員インタビューでは分かりかねたのですが、

もしかするとリスニング、スピーキング、ライティング力も必要になってきそうです。

最後に、社員の方がお話されていたのが、

「サイエンスを通じて医薬の発展に貢献するという強い目的意識と倫理観が必要」

とのことです。

最後に

社員インタビューをもとに、アストラゼネカのMSLの仕事を紐解いて見ました。

アストラゼネカは比較的幅広い人材を募集しているようですので、

応募チャンスがあれば、是非とも転職にチャレンジしてみてください。

先進的な取り組みをしていると思いますので、スキルが身につくと思います。

ではでは、この辺で。

今回の記事の参照元は以下です。

https://www.astrazeneca.co.jp/azkk/our_science/suzuki.html#!

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