どうも、のぶです。
今回は、MRとMSLの関係について、です。
MRとは切ってもきれない関係です、MSLは。
アポイントもMR経由で取ることが多いしMRが医師との窓口になっているので
関係は良好に保たないといけないです。
では、どんな時にMRとの協業が発生するのか、です。
MRと一緒に仕事をする場面とは?
まずは、医師のアポイント取得です。
MRさんに依頼して、医師とのアポイントを取得してもらいます。
次に、MSLは、医師との面会時には、MRさんと同席することが出来ません。
なので、面会が終わった後に、どんな面会だったのか情報共有をすることがあります。
ただ、この情報共有が問題になっています。今後2019年4月以降に、
製薬協から出たガイドラインに従うとすると、MRさんとの情報共有というのも
ダメかもしれません。ガイドラインには、営業とメディカルは、
完全に独立して存在しないといけないと記載がありました。
どこまで制限を受けるのかですが、情報共有もダメだとするとかなりやりにくく
なるし、お互いコンフリクトがおきそうです。
あとは、講演会、セミナー、アドバイザリーボード(少数の医師を対象に、製薬企業考える戦略などにアドバイスをもらう会合)
などでの交通の手配です。
MRさんに頼らないとできないケースがあります。MSLは人数が少ないので。
講演会など、大規模なものはメディカルでやるべきじゃないし、
やはりメディカルが対応すべき医師・KOLがいて、少数のKOLのために会合を
行っていくのが理にかなっているような気もします。
特に、研究とかに積極的なKOLくらいで良いと思います。
製品の売り上げに関係するスピーカーKOLなら、営業がマネジメントすれば
良いと思います。
今思い当たるのはこれくらいでしょうか。他にもあるかもしれません。
MRとMSLは仲良くできない?
よくよくある話なのですが、
MRとMSLは仲良くなれないケースがあります。
MRからしたら顧客をMSLに奪われる感覚だし、MR自身以上に医師に認知され
評価を受けたらMRの立場ないですよね。
だから、MRからはあまり積極的にMSLと連携をとろうとしない方もいますね。
あとは、顧客に対して、MSLがトラブルを起こしちゃった場合。これは厄介かも
です。MSLの所為で、会社全体の評価が下がることもあり得ます。
そうなると協力体制が崩れることになります。
最後に、MSLがアポイントを取得できるようになってしまって、MRへの連絡が
おろそかになった場合ですね。忘れていたってのもあるかもしれません。
ただ、MSL自身が顧客に強くなったから、
MRさんを下に見たり、信頼関係のためにはある程度緊張感があることが必要な
気もします。
MSLはMR以外にも連携をとらなきゃいけない人たちがいる!
MRさんだけに目を向けていれば良いわけではないです。
外資系の場合、本国のMSLやアジア領域のMSLとも連携しないといけません。
なので、英語はほぼ必須であり、テレビカンファレンスが定期的にあるので、
英語ができないと厳しい場面があります。
今後、営業系(マーケティングなど)との連携はどうなるかわかりませんね。
ただ、講演会の企画内容が重ならないようにするとか、
そういったことは連携をしないといけないとは思います。
メディカル戦略部門(MA)の仕事となると、
開発とも連携を取らないといけなくなります。
各部署との連携が発生するので、調整が苦にならない人が向くかもしれません。
ちなみに、私は調整は嫌いです、正直言うと面倒だし、
あぁだこうだ色々言ってくる人もいるので、未だに慣れないです・・・
MSLは仲良くしなくて良い人はいない!
当然ですが、みんなと仲良くしておかないと仕事がやりにくいですよね。
MSLに限らず、気持ちよく仕事をするためには必要です。
敵はつくらないことが無難です。当たり前ですが。
ただ、これが意外とわかっていない人もいるのが事実なので、
驚くばかりです。こういう人たちの心理を教えて欲しいです。
最後に
MRさんとは仲良く仕事をしましょう。
そして、MRさんから思いもよらないサポートが得られて、自分の仕事がうまく
行くことがあります。
私の周囲は協力的なMRの方ばかりで、本当に感謝です。
MRさんによっては、私の仕事にプラスなる情報を持ってきてくれて、
助けてくれる以上のことをしてもらえています。
MRさんとは、お互いウインウインの関係を築けると良いですね。
ではでは、この辺で。