どうも、こんにちは。のぶです。
「MSLって実際どんな働き方なの?」という質問が本当に多いので、これまで別々に書いていた3本(1週間のスケジュール、出張の実態、休日と残業)を1本にまとめました。転職を検討するときに一番知りたい生活面の話を、ここだけで確認できるようにしています。
MSLの1週間はこんな感じ
まず私の実際の1週間から。朝は9時ごろ出社、夜は日によってまちまちです。アポイントが終われば帰社、直帰することもあります。以下は「ちょっと忙しい週」の例です。
| 曜日 | 予定 |
|---|---|
| 月 | 午前内勤(ミーティング1時間)→16:00アポイント→18:00帰宅 |
| 火 | 終日内勤(ミーティング2時間)→20:00帰宅 |
| 水 | 13:00アポイント(総合病院)→一旦帰社→18:30帰宅 |
| 木 | 11:00アポイント(大学病院)→19:00アポイント(総合病院)→21:00帰宅 |
| 金 | 終日内勤→19:00帰宅 |
アポイントは通常で週2〜3回、少ない週は1回だけのこともあります。MRさんから見たら「暇そう」に映るはずです。実際、毎日施設を回る必要はありません。ただしその分、会議と面談準備、そして勉強の時間が入ります。面談で医師と対等に議論するための準備が、この仕事の実体です。
ひとつ苦言を。いまだにMSLの評価を訪問回数や面談時間で測っている会社があります。量の評価しかできていないので、本来のMSLのあり方から離れていると私は思います。面接では「MSLの評価指標は何ですか」と必ず聞いてください。答えが「訪問件数」なら、その会社のメディカルは成熟していない可能性があります。
出張はどのくらいあるのか
出張の量は「会社が拠点をどう置いているか」でほぼ決まります。私が知っている典型的な3パターンを挙げます。面接で自分がどれに当たるか確認してください。
パターンA:全員が東京本社勤務、エリア分担
首都圏・北関東・中部関西の担当なら日帰り可能。東北、北海道、中国四国、九州などの遠方担当は、アポイントをまとめて数日の宿泊出張になります(月曜に出発して水曜まで出張、木金はオフィス、といった形)。
パターンB:本社と支店駐在の混在
支店のある県から近隣県へ出張します。担当範囲がAより狭く移動距離も短い分、宿泊は減ります。支店近辺しか担当先がなければ毎日帰宅できます。
パターンC:東京・大阪の2拠点
東日本・西日本で大きく分担。東京勤務なら関西への出張はない代わりに、北海道・東北まで担当することになります。
お子さんや親御さんの事情で出張を抑えたい方は、面接で「担当エリアの範囲」と「宿泊出張の頻度」を具体的に確認してください。ここは会社ごとの差が非常に大きく、入社後に変えられない条件です。
休日と有給は取れるのか
結論、激務ではありません。週休2日で、学会・講演会・アドバイザリーボードがなければ土日は基本的に休めます。休日出勤は月に1回あるかないか、多い時期でも月2〜3回程度です。休日出勤した場合は平日に振り替えるルールの会社が多いので、実質は週休2日を保てます。
有給も自分の都合で取れます。年5日の取得義務化以降、大手ではもっと消化するよう促されるようになりました。MSLは自分でスケジュールを組み立てられる職種なので、会議と外勤のバランスを見ながら比較的自由に休めます。ワークライフバランスという意味では、MRより取りやすいと感じています。
残業と移動時間の考え方
残業は月30時間程度というのが私の実感です。遠方出張が多い月は移動時間を含めてもう少し増えることもあります。ただ、移動時間は就業時間でありながら、中身は比較的自由です。新幹線や飛行機の中で論文を読んだり、英語のリスニングをしたり。この時間を勉強に充てられるかどうかで、MSLとしての成長速度がけっこう変わります。
まとめ:面接で確認すべき4点
- 担当エリアの範囲と宿泊出張の頻度
- MSLの評価指標(訪問回数で評価していないか)
- 拠点の置き方(本社集約か、支店駐在か)
- 休日出勤の振替と有給の実際の消化率
働き方そのものは悪くない職種です。ただし、しんどい部分がないわけではないので、そちらはMSLがつらいと思っているあなたにに正直に書きました。転職の進め方はMRからMSLへの転職 完全ガイドをどうぞ。
(この記事は「MSLのスケジュール」「MSLの出張頻度」「MSLの休日・残業」の3記事を統合し、2026年版として再構成したものです。最終更新:2026年8月24日)
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