ChatGPTが製薬業界の仕事変える!?


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どもども、お久しぶりです。のぶです。

ChatGPTが昨年末にリリースされてから、ついにAIが各個人の手元に届き始め、いよいよAI時代の本格的なはじまりかなと思っています。

ということで、今回は、ChatGPTが製薬業界に与える影響、仕事がどう変化しそうかをChatGPTとともに考察したいと思います。

ChatGPTという新しい技術の出現により、MSLやMRの業務内容は変化しつつあるようです。

ChatGPTは、訓練データを使用して文章生成を行う言語モデルであり、製薬業界でも様々なタスクに利用される可能性があります。

例えば、臨床試験のレポート作成やマーケティング文書の生成などが考えられます。これらのタスクは、過去にはMSLやMRが担当していたこともありますが、ChatGPTの文章生成能力により、より高品質かつスムーズなタスク実行が期待されます。

具体的に何に影響しそうか?

具体的には、以下のようなことに影響ありそうです。

  1. データ分析: ChatGPTは大量のデータを効率的に分析することができます。市場調査においては、患者データ、市場動向、競合情報などを分析することができます。
  2. 文章生成: ChatGPTは文章生成タスクに優れており、市場調査結果をレポート形式で生成することができます。
  3. 自動文書作成: ChatGPTは文書作成タスクにも利用することができます。市場調査結果から新薬開発計画や提案書などを自動的に作成することができます。
  4. 新薬開発: ChatGPTは、化学データや生物学的データなどから新薬候補を生成することができます。また、臨床試験のプロトコール作成やデータ分析などにも利用することができます。
  5. 質問応答タスク:医師からの問い合わせ対応も容易にできる可能性があります。ただし、高度な医学的な知識が必要な場合には、医師と共同で使用することが望ましいです。

一方で、製薬業界では、知識や専門性が高いタスクも多いです。これらのタスクにはChatGPT単独では対応しにくい場合もあります。

しかし、ChatGPTと専門家のコラボによって、システムを構築することで、より高品質なタスク実行が期待されます。特に、ChatGPTは訓練データに基づいて文章生成を行うため、正確な回答を保証することはできません。また、特定の問題に対する適切な回答をするためには、適切な訓練データが必要となります。

訓練データが必要ということで、いかに良質なデータを大量にInputしていくかということが重要そうです。

これは、製薬業界の専門家が選択した良質な大量のデータをInputするということを意味します。

ということで、ChatGPTは製薬業界においても様々なタスクに利用される可能性があり、MSLやMRの業務内容も変化していくことが予想されます。

MSLに与える影響は?

製薬業界のMSL(Medical Science Liaison)とChatGPTは、以下のような仕事をしそうです。

  1. MSLが持つ医学的知識を活用する: MSLは医学的知識を持つ専門家であり、ChatGPTと協働することで、より正確な医学的知識を活用することができます。
  2. ChatGPTを利用した文書作成: ChatGPTは文書生成タスクに優れており、MSLが行う文書作成タスクに利用することができます。
  3. 質問への回答: ChatGPTは医師からの質問に対する回答を生成することができます。MSLはこの回答を確認し、修正することができます。

ということは、MSLの数はそこまでは不要で、ブレインとなる方が数名いれば、戦略立案から顧客への対応まで可能になるということですね。

例えば、アドバイザリーボードミーティングですが、

  1. 医師から得た情報、論文からの情報、学会からの情報をInputをして、それをChatGPTに適切な回答をもらう。
  2. 計画が出来上がり、あとはさらにそれを精錬するために医師とのディスカッション
  3. 契約書などはChatGPTにより自動生成
  4. 実行段階では、ディスカッションはChatGPTからの回答を参照しながら行う。
  5. 得られた情報をChatGPTを使用し、レポート作成。

想像しただけでも、簡単に、全ての工程をChatGPTと数名のメディカル担当者だけで良さそうです。

今のような大規模な人数はやはり不要ということになります。

最後に

ということで、ChatGPTにも協力を得ながら、記事を生成してみましたが、もう少しで大激変するのが想像できます。

AIを使う側に回り、かつ適切なWordingでChatGPTを使いこなせる人材が必要になりそうです。

そして、非言語コミュニケーション部分がより重要になりそうです。

もう働かなくてもよい時代が来るかもしれませんが、働きたい人にはAIを使う側にいないといけないということは間違いなさそうです。

ではでは、また。

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コメント

  1. あさ より:

    突然失礼します
    10年ほど前までMRやってました。

    chatGPTよりperplexityのが引用文献明示してくれるので、医療業界とは相性いいと思います、、

    てか
    素人ですらAI検索できて、その気になればコクランとかパブメドでメタアナリシスをdeepLで翻訳できて
    って時代に
    MRとかMSLの存在価値って何なんですかね?

    現役の頃から「KOLのアテンド?交通手配?バカじゃねーの? TV会議しろやジジイ」って思ってました
    ※当時はzoomは無いけど、シスコとかがTV会議システムをBtoBで普及させ始めた頃。

    ネットネイティブ世代が医局で偉くなる2030年くらいにはMR不要になると予測したのと、転勤だるかったんで辞めました笑

    金余り業界なので、株主として見る分には魅力的なんですけどね。

    • のぶ より:

      業務の一部がなくなるのだと思います。MSLやMRが完全に消えるかはわかりません。あくまでも仕事ではなく業務の一部が置き換わる、例えばレポート作成、簡単な問い合わせ対応などでしょうか。コミュニケーション(ディスカッションなどの双方のInteraction)によって生み出されるアイディアまではAIでは置き換えできないものと思います。