【MSLの仕事シリーズ】MSLを支店配属させている意義は何なのか?本社勤務と支店勤務の違いについて考えてみた!


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どうも、こんにちは。のぶです。

今回は、MSLを置いている会社の中でも全国の各支店にMSLを配置している会社を取り上げながら、なぜそんなことをしているのか考えてみたいと思います。

基本的には、MSLは本社勤務でそこから出張するのが一般的かと思います。

しかしながら、私の知る範囲では、数社がMSLを支店配属させています。

では、どこの会社が支店配属をしていて、その意義が何なのかを考えてみたいと思います。

どこの会社がMSLを支店配属しているのか?

私が転職エージェントやネット上で検索する限りで入手したのは以下の2社です。

それ以外にもあるかもしれませんが、ちょっと分かりませんので悪しからず。

・中外製薬

・ノボノルディスクファーマ

この2社は、MSLを支店配属していると聞いています。

もしかすると、組織変更などで支店配属をやめているかもしれませんが。

支店配属ということは、他社から上の2社に転職する際に、非常に悩みますよね。

間違っているなどありましたら、ご連絡ください!

他の会社のMSLはほとんど東京にいるわけで、引越しを伴うので。

なので、自分の故郷など地縁があるならば、働き方として支店勤務というのはありですよね。

実際に、支店配属でも良いからということで、MSL→MSL転職する人はいるのかどうか知りたいところです。

なぜMSLを支店に配属するのか?

メリット、デメリットについて考えてみたいと思います。

まずは、メリットから考えてみます。

メリット

一つは、KOLへのアプローチが良いということでしょう。

何かMSLへの要望が発生した際にすぐに対応できることだと思います。

KOLのニーズを満たすという意味では良いのかと思います。

と言っても、そんな頻繁にMSLに要望が出ているのか疑問ではあります。

私自身、呼びつけられて話をするということはあまり発生していません。

つまり、上記の点でMSLが支店にいることにメリットは感じないというのが、個人的な感想です。

次に、想像ではありますが、MRとの距離が近いということでしょうか。

本社勤務のMSLだと、MRは支店にいるので距離的には遠いですよね。

なので、同じ支店に勤務しているならば、コミュニケーションが取りやすいというメリットはあると思います。

また、会社にとっては、経費的な部分で、支店配属では交通費の節約になりますよね。

東京を起点として全国をまわると、明らかに支店から移動するよりも費用がかさみますので。

最後に、支店勤務したいというMSLもいるはずです。

そういった方には、勤務地の希望が叶えられるという点でメリットでしょう。

ただ、支店は都道府県の中でも主要な都市だけにあるので、その点は注意が必要ですね。

デメリット

一方で、デメリットは、以下ののようなことでしょう。

支店配属だと、情報が獲得しにくいという環境にあるのではないでしょうか。

東京本社にいることで、周りの部署等から色々な情報が得られれやすい環境にはあると思います。

その点、想像にはなりますが、支店だと本社機能からの情報が降りて来にくいということはないでしょうか。

例えば、メディカルアフェアーズ部門から支店のMSLへの情報共有などです。

ちなみに、転職エージェントに伺った際には、やはり情報が得られにくいという声を聞いたことがある、とのことでした。

また、東京ではない主要都市の場合、立地から考えて大学院に通うとか、習い事をする際に不便な部分があると言えますね。

ただネットの普及でそこまで東京にいるメリットというのは薄れてきているとは思いますが。

あとは、転職活動がしにくい、ということもあるでしょう。

他社に転職する際には、東京本社勤務が多いと思うので、少しデメリットでしょう。

最後に、支店にいることで、自社・他社からみたり、転職市場からみてMSLの評価ってどううつっているんでしょうか。

支店学術と同じような位置づけになっていたりしないのでしょうか。

最後に

今回はMSLの支店配属と本社配属について考えてみました。

支店にいようが本社にいようがスキル・能力のある方は関係ないとは思いますが、効率的な活動ができてKOLに対応できていれば良いと思います。

ここからは想像ですが、支店配属しているということはMSLの人数が多いのではないかと想像します。

MSLを大勢かかえるだけメリットについても今後考えていきたいと思いますが、基本的には大勢抱えるメリットはそこまでないと思っています。

KOLだけしっかり対応できていれば良いと思いますので、 KOL以外までカバーするような非効率な活動はMSLには求められていないと思います。

KOL以外のマネジメントはMRの仕事だと思います。

MRと同じような動きをする意味はないでしょう。

各社MSLの人数にもばらつきがあるようですね。

次回は人数、担当領域についても取り上げてみます。

ではでは、この辺で。

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