こんにちは、のぶです。
読者の方から寄せられた質問に回答してみたいと思います。
MSL職として、内定をもらうコツ、ということについて私見を述べたいと思います。
結論から申し上げて、コツはあります。
書類作成にも面接にもコツがある?!
当然と言えば、当然ですが、コツはあります。
まず、書類作成は、以前書いた記事にかきました。
ポイントをまとめて、わかりやすく書けば良いと思います。
問題は面接です。
面接でのコツは、どこまで正直に話すかです。
仮に、全て自分の思ったことを正直に話したとしましょう。
ほぼ間違いなく落ちます。
落ちない人もいるかもしれませんが、その会社や職種に合うような行動、資質を示さないといけないですよね。
面接でのコツは、正直に話し過ぎない!
例えば、失敗談を語るとします。
失敗談も、それは明らかにまずい、という失敗談はやめるべきです。
例えば、先生に好かれようと積極的に話しかけたら出禁をくらって、その後も訪問できていません。みたいな話しで終わるようなら、話さない方が良いです。
あくまでも失敗談は、その失敗から何を学んで、次にどういう行動をとり、結果どうなったのか。というようなことを話さないと意味がありません。
失敗から学べることはたくさんありますが、面接の場で話すのは、その失敗を通じて何を学び、それがMSL職にどのように活きるのか、が重要です。
あとは、自分の弱みです。
弱みについても同様に、「論理的に考えることが苦手です」とか「コミュニケーションをとることが苦手です」というような回答はNGです。
なぜなら、それらスキルは、MSLに必須だからです。
MSLとして必要とされるスキルが身についていないと思われることは言わないようにしましょう。
弱みも正直に話し過ぎないことです。弱点は○○ですが、反面こういった利点もあります。というように弱点も強みとしても捉えられる内容のものが良いでしょう。
MSLとして必要な素養が備わっていると思われる内容を話しましょう!
MSLとして必要な素養って何かということです。
MSLとして求められるのは、以下です。
以下、抽象的なものですが、ご自分で解釈してみてください。
・論理的思考力
・英語運用力
・サイエンスの高さ(学術知識等)
・コミュニケーション能力
・堂々とした態度
・自信のある振る舞い(会社によっては嫌われるかもしれませんが)
・説明力
・質問力
まだあるかもしれませんが、とりあえずこのくらいで。
面接の際に、様々な角度からいろいろな種類の質問が聞かれるかと思いますが、「自分はMSLとしてふさわしいのだ!」ということを念頭に回答をする必要があります。
MSLとしてふさわしいというのは、
例えば、気難しい医師に対してあなたならどのように攻略しますか?みたいな質問があった際に、以下のような回答をするのが一つの例ではないかと思います。
まずは、医師について、事前に徹底的に調べます。
次に、医師の行った研究内容、書いた論文の中身、今行っている研究内容・興味を把握・予測します。
その後、その研究内容について自身で仮説を立てて、先生との面会に臨みます。(その際に、自社の製品のことを織り交ぜられると良いと思います。)
面談では、自分の考えた仮説に対してどういう反応が得られるのか、その仮説に対して○○という反応が得られました、みたいなエピソードが話せると良いと思います。先生の反応の中身としては、実は○○ということ・研究に興味があってさ、○○ってどうなの?みたいに、向こうから様々な反応が引き出せていたら、成功だと思います。
これって現役のMSLでも難しいと思います。
ただ、このエピソードを聞くと、論理的思考力が高そう、コニュニケーション力が高そう、サイエンス力もたかそう、質問力・説明力もありそうだ、というようになると思いませんか?
MSLは学術知識があるだけではダメです。様々なデータや事象を読み取り、正確に解釈した上で、仮説を構築して検証するような仕事でもあります。ある程度、自身で論理的に考えられて、そこから新しい発想をして、先生とディスカッションをできるようになることが重要ではないかと思います。
面接で一通りMSLの素養が確かめられたら、英語運用力の質問がある!
必ずといって良いほど、英語については聞かれます。
TOEICの点数は書類をみればわかるので、どういうことが聞かれるかと言うと、海外の人とやり取りをした経験や、どの程度英語が聞けて話せるかということです。
一番良いのは、海外とはよくやり取りしています、ですかね。テレビカンファレンス(テレカン)を定期的にやってます!みたいだと問題ないね、みたいになると思います。
そういう経験がない場合はどうするか、ですが、
TOEICだけではなく、英会話やWritingに関しても取り組みをしていることを示す必要があります。
英会話の勉強をずっと継続していて、海外の人とのやり取りを苦痛に思わない程度にやり取りができます、となるとけっこうできるかもと思われるかもしれません。
点数で評価されるのは、あくまでも書類だけで、面接ではきちんと海外の人とコミュニケーションがとれるのかどうかが重要になってきます。
すぐにできなかったとしても、比較的早急に出来るように努力できるか、という質問が出る場合があるので、そこは迷わず、「はい!これからさらに英語力に磨きをかけるつもりです。」と答えておきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
内定を得るコツを書きました。
みなさんもうすでに実践しているかもしれませんが、自分にぴったりの職業なんてものはそもそもないと思います。
そんなにぴったりのものが見つかっているのであれば、サラリーマンはしていないと思うからです。
自分の狙った・好きな職業に就くためには、自分をその職種にフィットさせることが重要と思います。
そのために、MSLという職種はどんな仕事なのかを十分に知る必要があります。
じゃないと、面接で答えようがないからです。
転職エージェントの弱いところは、まさにこの職種理解で、十分にわかっていない人が多いです。
職種理解を徹底したうえで、転職活動の面接対策として、何を答えるべきなのか、自分の過去の経験とMSLという職種をどうつなげるかを考えないといけません。そうすることで、MSLに合格する率は上がります。
なかなか、自分の今の職種からMSLに、どうつなげていって良いかわからないという場合は、ご相談ください。
MSLの職種理解、かなり重要なポイントだと思います。
この記事が少しでも就職・転職を目指す方の参考になれば、嬉しいです。