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【就職・転職対策】私の経歴でも転職できますか?研究職からMSLへの転職方法!

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どうも、こんにちは。のぶです。

今回は、研究職の方からの問い合わせです。

以下、お問い合わせいただきました。

研究職の方からもけっこう問い合わせきます。

リストラがある!、今後が不安!、などなどあると思いますが、

研究職の方がMSLになられるケースは非常に増えていますので、

是非とも頑張っていただきたいです!

お問い合わせ内容!

はじめまして。

私は、薬学修士を修了後、 某内資製薬に研究職として入社したものです。

社内にMSL職がないため、情報が少なくて困っております。

現在製薬研究職からMSL職への転職活動中で、 今度面接があるため、

MSLの理解を深めたく、 幾つかご質問させていただきたいです。

早速、回答します!

①学術職とMSL職の違いについて、学術は営業寄り、 MSLはサイエンスベースという認識でよいでしょうか。

おっしゃる通りと思います。

学術職は営業本部内の部署に所属し ているケースが多いですが、

MSLはメディカルアフェアーズという別部署の所属です。今後、製薬協から

出された指針に従うことになるので、現時点で営業所属のMSLは、

新しく部署を新設して、そこにMSLを配置することになります。

つまり 、MSLは、営業とは一線を画した部署ということです。

また、学術職とMSL職では、活動における目的 とゴールが異なります。

学術職は、MRでは答えきれない先生からの質問に 的確に答え、

適切な学術情報を届けることで製品の価値最大化につ なげることが使命かと思っています。

一方で、MSL職は学術情報のディスカッションも職務としての一面はあるものの

製品だけでなく、疾患に関する臨床研究につながるような

アンメットメディカ ルニーズを収集することに重きを置いております。

そして、最終的には、収集したアンメットメディカルニーズをデータ創出に

つなげることが仕事なんだと思います。

例えば、○○ という製品に関して、◇◇というデータはあるが、

△△というデー タがないので研究開発をしてほしい、

というような要望を聴取することになります。

つまり、データ創出につながるような案を抽出したり することが職のメインです。

この研究開発につながる案を聴取するには、高度な学術知識が必要 になると考えております。

○○という製品で行われている自社・ 他社の製品開発タイムライン を把握したうえで、

疾患に対する知識を持ち合わせ、自身で仮説を立てます。

その仮説をもとに、疾患と製品の アンメットニーズは何かを探るために、

医師とディスカッションを行います。

各社状況が異なるとは思いますので確認が必要です。

以下もご参照ください!

②MSL職の中から見た、 製薬の他職種との一番の違いを教えてい ただきたいです。

他の職種との違いということですが、 あくまでもフィールドに出 て、

医師との面会活動を行う他の職種との違いということで 記載します。

ちなみに以下のいずれの職種も経験したことないので、

正確なところは分かりません。聞いている範囲での回答になります。

臨床開発との違いですが、MSLとは目的と面会する内容が異なると思います。

開発モニターの場合を想定すると、

治験を推進して症例の登録をいち早く終わらせることがメインの仕事ですが、

MSLは治験の登録推進は仕事ではないので、治験に関する話題は話しません。

そして、ルール上、治験については、話すことが出来ないと思います。

MSLは、医師との面会でディスカッションしてアンメットメディカルニーズを

探ることにあるので、同じ医師との面会でも得ようとする情報が異なります。

また、余談ですが、開発の中には、臨床研究を計画したりする部署もあると思います。

MSLではないですが、メディカルアフェアーズとして、メディカル戦略立案や、

臨床研究企画などの部門がメディカルアフェアーズにあります。

なので、開発として臨床研究の企画などをされていた方が、メディカルに異動・転職した場合は、

ダイレクトにメディカルアフェアーズの仕事に役立つと思います。

違いがあるとすると、開発は前期から後期の治験段階の臨床試験を扱い、

メディカルは、後期フェーズの治験や市販後の試験を扱うということかと思います。

マーケティングとの違いです。

まず、マーケは営業本部内の所属で主に営業の戦略を考える部署になるかと思いますので、

いかに製品が売れるのかという戦略を考える仕事です。

医師とは今後いかに製品が売れるのかを目的として面会をする、と思います。

そうなると、MSLとは目的や得る情報が異なります。

MRや学術職との違いは、①の記事を参照してください。

③MSL職に必要なスキルとして、プレゼン力、コミュニケーショ ン力、論文読解能力が必須ではないかと考えております。 他に必要なスキルには何がありますでしょうか。

プレゼン、コミュニケーション、論文読解力、これらは全て必要かと思います。

特にコミ ュニケーション能力は私も面接時にかなり見られました。

どういう 側面でコミュニケーション能力を確認するかですが、

色々な角度から質問をされ、質問の意図を汲み取った上 で、

それに的確に答えていくことです。

一方で、研究職の方の強みは論理思考力(仮説構築力)です。

個人的には、研究職の方のアピールポイントだと思います!

もし今度受けられる会社のMSL業務の中に、非臨床研究に関する取り組みが

あった場合はかなりの強みになるはずです。

よく学会にいくと、基礎研究の演題で、共同研究として製薬企業の名前が

出ていたりしますよね。

基礎研究を実施したいと研究者や医師などから依頼があった際に、もしくは

自社から依頼する場合もあるかもしれませんが、

医師・研究者とのディ スカッションすることができ、研究者の先生方の

実験内容等に影響 を与えられることもあります。

製品を基礎研究用に提供するかわりに、

どういうデータが得られているのか、

こういう実験をしてはどうかなどのアドバイス等を行いながら、

研究の進捗を確認するために、MSLが面談を行っている会社があります。

なので、活動のイメージとしては、自身で最新の文献調査や研究者が行っている

研究等を考慮して、自身で仮説を立てて、医師・研究者とディスカッションするイメージです。

さらに、非臨床の論文は読解が苦手なMSLも多いので、

社内でも重宝されることがあると思います。

私自身もKOLの行っている研究を勉強して、ディスカッションした経験がありますが、

非常に喜ばれます。MSLならではの経験ではないかと思います。

④MSL職の方は他職種から異動してくることが多いと聞きますが 、研究職からMSL職に来る方は多いですか。また、異動して来る方は、どういったタイプの方であるか教えてください。

弊社にも複数名おります。最近は多くなってきています。

弊社の研究職バックグ ラウンドのMSLは、

会社が要望している特定疾患領域に関する研究をされていた方になります。

加えて、博士号を持っている方が圧倒的に多いです。

さらに、コミュニケーション力にも優れると思います。

例えば、○○がんの研究をし ていた方が、△△がん領域のMSLとして活躍されているケースが 多いです。

がんという共通ワードがあれば、会社が求める疾患領域 と多少異なっていても合格できる、

MSLとして応用がきくということが想定できます。

なお、とある転職エージェントの話では、研究職の方が転職する場合には、

コミュニケーション能力を重視される傾向が強いようです 。

私の考えるコミュニケーション能力は、質問の意図を汲み取り、

的 確に質問にこたえることだと思っています。

ちなみに私の場合、某外資系メーカーMSL を受けた際に、

質問はなぜなぜの繰り返しや、

質問内容を角度を変えて見た場合にどう対応するか、ということを試されました。

そして、面接時に質問にほぼ全てに回答でき、

自分でもスムーズで自然なやり取りができたと思った時に、

高いコミュニケーション能力だと、会社より判断された経験があります。

その経験から、 コミュニケーション能力とは何かという定義を定めています。

⑤MSL職の採用面接で、 一番印象に残っている質問を教えてください。

これは、 転職面接を受ける方のバックグラウンドによって異なるようなイメ ージです。

私の中で一番印象に残っているのは、

MSLとして面会困難な医師との面談機会が設定できた場合、

MSLとしてどういう対応をするか、という質問です。

一方で、過去にMSL転職の面接の際に、 転職エージェントから聞い た話ですが、

研究職バックグラウンドの方が面接を受けた際にされた質問というのを

聞きました。

しかし、 私の面接では一つも聞かれませんでした。

例えば、研究職の方が聞かれた質問としては、SOPを作成したことはありますか。

という質問があったと聞いたことがあります。

念のため、面接対策として、以下の記事も参考にしてみてください。

⑥もしご自身がMSL採用面接するとしたら、 何を一番聞きたいですか。

私なら、MSLとして何ができると思うか。どんなことに対して貢献できるか。

具体的には、研究職で得た仕事のスキルが、MSLの仕事のどういった部分に役立つと思うか。

を聞きたいです。

これは、 MSL職と研究職の双方を理解していないと答えられない質問であり、

重要な質問と思います。

最後に

今回は、研究職からのMSLへの転職方法について書きました。

参考になりましたでしょうか。

ぜひともMSLになられることを期待しています。

ではでは、この辺で。

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