どうも、こんにちは。のぶです。
MSL職の転職では、通常の面接に加えて、プレゼン面接というのが設定される
場合があります。
ですので、面接とは別に対策をする必要がある場合があります。
私も過去に何度か受けています。
プレゼン面接とは?
MSLへの転職の際に、プレゼンが課せられることがあります。
今日は、プレゼン面接対策について教えます。
プレゼン面接では、面接1週間位前に資料(パワーポイントや論文)が送付されてきたり、
お題が与えられて、プレゼン資料・ストーリーを構成したうえで本番の面接に臨む試験になります。
MSL転職において、プレゼン面接に臨むのに、
転職エージェントさんからの情報だけでクリアするのは困難です!
MSL経験者にサイエンスの観点からプレゼンを見ていただくことをおすすめします!
プレゼン面接対策!
対策として考えられるパターンは、MSL経験があって、
自分の得意な疾患領域ならば問題なくこなせますね。
ただ、以下の場合は、事前に戦略を練るべきです。
ケース①MSL経験はあるが、未経験の疾患領域にチャレンジする方
決められた期間で学習してアウトプットしないといけないため、
日本語で製品や試験についての概要を掴み、
専門医のコメントを見るなどすれば対策になるような気がします。
私は実際にこのパターンを経験しましたが、その分野で有名な医師を見つけて、
ブログ記事を読んだり、メーカーのサイトで特集されている記事を読み背景知識を習得します。
その上で、送られてきた資料に目を通してどういったプレゼンをするか戦略を練って臨みます。
ケース②MSL未経験の方で、経験のある疾患領域にチャレンジする方
対策として、MRレベルで解釈していたデータ解釈に深みを出す必要があります。
このパターンは、知り合いがいれば、
MSL経験者にプレゼン内容を見ていただくのが良いと思います。
企業側は、MSLとしてサイエンス的な視点でのデータ解釈や伝達能力を見ていると思います。
それに加えて、MSLとして医療従事者と相応しい対応がとれるか等も同時に評価しているような気がしています。
ケース③MSL未経験で、未経験の疾患領域にチャレンジする方
この場合もMSL経験者にプレゼン内容を見て頂くことに加え、
専門医のブログやメーカーのサイトに特集されている記事を読みまくります。
どういうところがディスカッションポイントになっていて、
医師らはどういうデータのどこに注目しているのか、
その理由は何かなどを徹底してインプットします。
以上、3パターン見てきましたが、
プレゼンやロープレなどしないケースも多くあります。
その際には、通常の面接になりますが、
深い突っ込みがあるので事前に想定QAを作成するなど、
しっかりと事前準備をする必要があると思います。
面接時には、的確にテンポよく受け答えが出来ると良い印象が残ります。
採用側からのしつこい突っ込んだ内容のQAがスムーズに進むと
コミュニケーション能力が非常に高い、
というような評価を頂けることがあります。
そうなれば、面談は突破出来たという感触が得られるのではないでしょうか。
過去に受けたプレゼン面接での反省!
以前、転職をしようとした際に、プレゼン面接を受けました。
では、どこの会社がプレゼン面接を課してきたのかですが、以下です。
・GSK
・バイエル
・シンバイオ
・アストラゼネカ(以前はロープレがありました)
・・・
その際の自身の反省点を記したいと思います。
過去に受けた会社では、
自分の得意な領域で自分でストーリーを組んでプレゼンをしてください!
というお題を与えられました。
この時失敗したのは、MRさんの行うプレゼンとの差を意識せずに、
分かりやすさを念頭において作ってしまい、落とされました。
要はサイエンス力の高さ、ディスカッションポイントを用意した
サイエンス的に面白い内容にすべきだったのではないかと反省しました。
転職エージェントからのフィードバックでは、
もう少しサイエンスの深さや面白さが伝わるようなプレゼンだったら良かったと
言われてしまい、だいぶショックを受けました。
ただ単にストーリーとして、
きれいなものが良いというよりもサイエンス的に深みがあるのか、面白いのか、
ディスカッションできる内容なのかという観点で、
MRではこのプレゼンは出来ない!っていうものを作って、
プレゼンすべきだと反省しています。
レベルの高いMRさんなら、
今のMSLと同じくらいのレベルでプレゼンできる方もいると思いますが、
普通のMRとは、サイエンスレベルがこんだけちがうんだ!
っていうアピールが出来ると良いと思います。
最後に
今回は、プレゼン面接について書きました。
いかがでしょうか。
通常の面接に加えて、プレゼン面接が設定されるとなかなか面倒です。
ただ、応募者に対して何を見ているのか、色々企業側の思惑はあると思いますが、
怯まず自信たっぷりに自分を見せて、乗り切ることが重要と思います。
ではでは、この辺で。