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【就職・転職対策】製薬業界は就職だけでなく転職も厳しい時代に突入する!?激変する時代に備えるには?

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どうも、こんにちは。のぶです。

今回は、とある転職エージェントさんとの話から得られた情報を記事にします。

賛否あるかと思いますが、あながち間違っていないと思っています。

ツイッターでも投稿しましたが、現在、転職市場には研究者があふれているようです。

また、MRの数は絶対数が多いので、絶対数で比較しても仕方ないのですが、比率で見たら研究者の転職市場での割合が増えています。

そこら辺を考察してみたいと思います。

転職市場には本当に研究者が溢れているのか?

私は、溢れてきていると思っています。

転職エージェントも言っていましたが、私なりにも考察してみます。

まず、その根拠を示しましょう。

まずは、武田薬品。

武田薬品に勤務できる研究者といえば、超エリートのイメージですよね。

ものすごい狭き門です。

入社する難易度も他と一段レベルが違い、新卒で入社するのもかなり厳しい戦いを勝ち抜いたエリート集団です。

そんなエリートが退職勧奨を受けていたという話です。

有名な話ですが、武田薬品の研究者はグループ会社への転籍、もしくは海外への出向(任期付)、退職のいずれかの選択をせまったと聞いています。

なぜなら、研究で成果を出せていないから。生産性が悪いという話です。

決して武田薬品の方を非難しているわけではないですが、いくらエリートでも薬剤の開発は頭脳以外にも必要な要素が多分にあるということを意味していると思います。

武田は5〜6年前、もう少し前からかもしれませんが、当初いた人員を大幅に削減しています。大規模なリストラです。

2013年頃は、武田薬品の研究としての正社員数は、1200名程度でした。

それが2018年には350人程度まで減っています。

当時の武田薬品は、疾患領域ごとにプロジェクトを分けて行っており、縮小することになった疾患領域のプロジェクトは解散となったようです。

当時は、循環器・糖尿病のプロジェクトなどだったでしょうかね。

そして、最近では京都大学iPS細胞研究所(以下「CiRA」(サイラ))と武田薬品が共同研究を結んでおりますが、2018年に再生医療ユニットを縮小しています。

ということで、研究者の一部が別組織へ異動や退職しているのでしょう。

ということで、研究者にとってかなり厳しい対応になっています。

他の会社はどうなのか。

詳細はわかりませんが、今は各社がバイオベンチャーから薬剤を導入していますよね?もしくはベンチャーを買収している。

つまり、自前で薬剤を開発できている製薬会社はあまりないということです。

そうなると研究者は、生産性が悪いということを言われてしまいます。

研究者は国内の製薬企業が抱えています。外資系製薬会社で研究者を求めることはあまりないのではないかと思います。

国内メーカーは研究所を国内に構えていますが、外資系は構えていません。

過去には外資系のグラクソスミスクライン、ファイザー、ノバルティス、MSD(旧万有製薬)が、国内の研究所の閉鎖をしています。

一方で、ベンチャー企業は多く立ち上がっており、有望な製品が有しています。

有望なパイプラインをもったベンチャーは、大手の製薬会社と提携、もしくはライセンスインを行います。

こうやって、大手製薬会社のほとんどが、ベンチャーとの共同で成り立っています。

転職市場にいる研究者の求職先はどこなのか?

元製薬会社の研究者の多くは、次に転職先を求めるのなら、アカデミア、メディカルアフェアーズなどがあると思います。

アカデミアは待遇面で製薬メーカーにいるよりも厳しいかもしれない。

だから、研究者はメディカルアフェアーズに応募するケースが増えています。

また、研究者はPh.Dの方が多いので、外資系が求める人材でもあります。

現に、メディカルアフェアーズに入ってくる元研究のかたは多いです。

うちの部署にも1/3〜半数程度に増えてきました。

ただ、メディカルアフェアーズに求められるバックグラウンドには、研究者だけでなく、開発経験者、学術・マーケティング経験者にも及びます。

最近では、MSLの経験者しか求めないというところも出てきており、よりメディカル職に就くのに厳しさが増しています。

わたしも今後はよく考えて転職をしないと、大変なことになりかねないと思っています。

今後は製薬業界内での転職も厳しい時代に?激変時代に備えるには?

MSLでさえ、募集要件が上がってきており、転職レベルが年々増しているように感じます。

求人数自体も落ち着いてきており、急募案件以外は人材の見極めがしっかりと行われているものと思います。

また、製薬会社の社員数を見てみると、かなりダブついています。

今の仕事をしていても、仕事を細分化しすぎていて、無駄な業務が発生しています。

つまり、人員が余っているために、無駄な仕事を生み出す人がたくさんいるんです。

私はそう思っています。

前の会社になかった機能が今の会社にあってなんのために存在しているのかわからない仕事があります。

大手は特にその傾向が強いですよね。

大手製薬会社は、まだリストラを行うと思います。

ただ、リストラといっても早期退職優遇制度のように退職金上乗せで募集をかけてくれれば良いのですが、そうでない場合はきついですね。

それはともかく、将来的には転職市場には、製薬会社を経験した方で溢れてきます。

少ない求人を奪い合う時代がもうすぐそこまで来ている気がしています。

そういった時に生き残るには、製薬会社以外でも働けるようなスキルを磨いておくことでしょう。

製薬会社にこだわることや、今の仕事1本で将来的にもやっていける人は、多くはいないと思います。

今の仕事だけでやっていこうと考えるのではなく、違う仕事でもやれるような能力が必要と思います。

私もMSLやメディカルアフェアーズの仕事にこだわらず、もう少し広い視野で今後の職業を考えないといけないと思っています。

最後に

今回は、製薬業界が厳しさを増す中で、どうやって生き延びるのか、違う仕事も視野に入れながら日々の仕事をこなしていく必要があると思っています。

例えば、大学院で学び直しをしたり、プログラミングを勉強したりしてみようかと考えています。

ただ目的もなくやっても、身が入らないですし、そもそも興味があることじゃないとやりたくないので、よく考えないといけないですが。

私はベンチャーや立ち上げ組織で働いてみたいと思いますので、引き続きベンチャーについては調べながら、

良さそうな会社を紹介していきたいと思います。

ではでは、この辺で。

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