どうも、こんにちは。のぶです。
今回は、転職に迷ったら一度は思い出して欲しい名言を集めてみたいので、記事にしたいと思います。
かの有名なピーター・F・ドラッカー氏の名言です。
ドラッカー氏は、経営の神とも呼ばれていた人物ですよね。
さて、今回は私がこれまでに読んだドラッカーの本で名言だと思うものを取り上げて解釈を加えてみたいと思います。
「自らの価値観に反するところに身を置くならば、人は自らを疑い、自らを軽く見るようになる」
私は自分の経験上、これを以下のように捉えました。
今の仕事が自分に合っているのか、合っていないのかわからない。
毎日が憂鬱だと思う状態で働いた場合、自分なら本来できるはずの仕事も出来なくなるくらい気力がダウンしている状態、
そんなことだと思っています。
例えば、一つはコンプライアンス違反に加担させられた場合ですよね。
これはもうアウトとしか言いようがないですね。
バイエル薬品のイグザレルト問題なんかまさに該当しそうです。
こんな時は転職を考える時なのでしょう。
また、自分が思っていた仕事と仕事内容が異なる、もしくはやりたくないと思っていた仕事に従事することになったら、モチベーションはダウンするでしょう。
まさに、私がMSLになった当初は、そんな感じでした。
MRとの違いも分からず、なぜMSLの仕事が必要なのか、なぜわざわざMSLとしてMRの人と同じような仕事をしなきゃならないのかと思った時に、転職が頭を過ぎりました。
当時のMSLの仕事はスピーカー育成でした。また製品のインプットを医師に行う仕事で、完全に営業的なMSLでした。
なので、MSLの存在意義や仕事の意義が分からない状態であり、それなのに周囲はMSLは理想的な仕事みたいな感じであり、嫌でした。
まさに自分の価値観に反する仕事をやらされていた感じの時代でしたね。
「組織が腐っている時、自分がところを得ていない時、あるいは成果が認められない時には、辞めることが正しい選択である」
転職しても良いタイミングとして、上記の状況があげられるとドラッカーは言っています。
なるほどなぁと。
組織が腐っている時は、転職すべきときなのでしょう。
例えば、社員のモチベーションが明らかに低いときですか。
休みがない、残業ばかりなどなど、組織としてブラックな環境を是認しているときでしょう。
また、明らかにパワハラ・セクハラがあるのに、パワハラを容認しているケースですね。
重要なポジションに付いている人や権力のある人がパワハラを働いても、見て見ぬ振りをして、見過ごされているケースですね。
被害者がやりたかった仕事をしているのに、パワハラを受けていて仕事が続けられなかったらどうするんでしょうか。
2020年の4月からパワハラは法律で罰せられるので、もしパワハラの被害を受けたら真っ先にかけこみましょう!
パワハラが見過ごされている、パワハラを認めても何も対処してくれないときは、被害者は転職すべき時ということでしょう。
実際に、この事例は以前の職場で目の当たりにしたので、許せない事例です。
次に、自分がところを得ていないとき、これは先ほども述べた通りですね。
自分が想像した仕事と違ったりしたケースでしょう。
最後に、成果が認められない時、ですね。
この成果をどのように定義するかが難しいところですが、周囲が見ても明らかに実績をあげている、周囲からの信頼もあついのになぜか昇進・昇格しない場合は、辞めどきなのでしょうかね。
つまり、その組織からは必要とされていないということです。
サクッと辞めるべきでしょう。
評価もまともに出来ない組織にはいても仕方がありません。
人が評価している以上、組織の上から目をつけられていたら評価を良い方向に転換するのは労力が相当にかかるので、居続けるだけ損をする可能性があります。
そんな時は転職を考える!、有りですね。
業績が低迷するなど、会社としてキツくなってくると成果を認めたくても認められない、昇進・昇給のポジションに枠があってあげられない、
そんな言い訳ばかりで、働かないオッさんたちが高給をもらっている会社なら、さっさと見切りをつけて辞めるのは有りです。
「出世は大した問題ではない」
出世できなかった時には、この言葉は心に残りますね。
出世しなくても良いのかもしれません。
けど、それまでにベストを尽くしているのか、それでもダメなのかどうかですね。
ただ結局、出世は人が決めることで、その人に気に入られていること、その上で実力、人間性などに優れていてはじめて出世できると思います。
だから、出世は難しい問題ですし、出世できなくても自分を責めることなく、別の自分が貢献できる仕事をさがして、一生懸命に仕事をするのは重要ということだと思います。
もしかするとタイミングが今じゃなくてももう少し先なだけかもしれません。
「心地よくなったら変化を求めよ」
これは、よく言いますよね。今の職場で居心地がよくなったら成長が見込めないから、次のステップに進むときだ、と。
これも転職を考えるときには、いつも考えていますね。
あくまでもネガティブな理由で自分は転職するんではないんだと、自分に言い聞かせています。
ただ、ネガティブな理由で転職してはいけないとは、全く思いません。
人間、精神的につらいときは、辞めても良いんです。
無理したらダメです。
特に若い人たちは、先が長いし、今の職場でのくだらないパワハラやセクハラに悩まされていて実力が出せていないなら、次の職場にうつるべきだということです。
中高年の人でも同じですけどね、精神的に病むくらいならさっさと会社をやめちゃった方が良いです。
ただし、次の職場は見つけてからの方が絶対に良いです。
「変化といってもかけ離れたところに移る必要はない」
転職する際に、どこまでの変化を求めるのか、私はよく考えましたね。
異分野にチャレンジしようかとも思いましたが、やっぱり辞めたこともあります。
ドラッカーの言うように、まったくの異分野に転職すると相当に苦しいと思います。
私もMRからMSLになったときですら、けっこう苦しみました。
ただ職種が変わっただけでもかなり苦しい時期を過ごしたので、業種を変えるというのはかなり勇気のいることですし、労力がすごいかかることなのだと思います。
なので、自分の経験してきたことと近しいところに移るのが、次の職場でも自分の力を発揮しやすいということなのでしょう。
最後に
ドラッカー流の転職流儀について、解釈してみました。
いかがでしたでしょうか。
読んだことがある人も、またもう一度ドラッカーの本を読んでみてください!
非常に勇気づけられますし、活力が湧いてきます!
今回は、ドラッカーの名言集が書いてあるもので、「仕事の哲学」という本を紹介させてください。
転職だけじゃなく、今後どういう道に進むべきなのか、職業選択について書いてあります。
仕事人生を送る上での必読の1冊だと思います。
私は読書をしたときに印象に残る言葉をノートに書き留めていますが、ブログ記事の言葉以外にもたくさんの名言があります。
必ず一つは、心に刺さる言葉があるはずです!
仕事の哲学 (ドラッカー名言集)posted with カエレバ
ではでは、この辺で。