どうも、こんにちは。のぶです。
今回、CRAの方々より問い合わせが増えてきましたので、記事にしたいと思います。
今後のCRAも減少する時代に突入するようで、CRAの方もキャリアについて考えているようです。
そこで、今回CRAからMSLに転職するための方法は何かということを考えてみました。
少し驚いたのが、CRAも減少時代に突入したということです。
CRA自体も確かに置き換えることが可能な業務というものもあると思います。
もちろん全てではないにしても、代替可能な部分はある。
最近は効率化のため1人のCRAでどれだけ多くの施設を担当させられるかが上層部の課題となっていると読者の方から伺いました。
CRA減少時代に備えて、MSLに興味があるなら、早いうちにMSLになってしまいましょう。
では、問い合わせいただいた内容について、簡略化してお伝えしようと思います。
読者の方からいただいた内容は?
アドバイスいただきたい内容として、以下のメールをいただきました。
現職CRAのものです。がんや中枢神経のプロジェクトに携わってきました。
MSL未経験ですので伸びしろに期待してもらうことがポイントですが、どうアピールすれば効果的でしょうか?
あと、深掘りされるとボロがでる傾向にあるので改善したいです。
相手の反対意見に影響されやすいのかもです。
またある面接官からのフィードバックで推しに弱そうと言われたことがあり、
力強さが今一歩足りないと思うのですがどうすればいいのかが分からないです。
のぶの回答は?
今度受けられる製薬会社のMSLの領域が、これまでの経験の延長にあるのであれば、その疾患で得られた経験を語るのが重要かと思います。
面接では、深掘りしてくる可能性大ですね。
ですので、経験を通じて得られた成果があると思いますが、その成果がなぜ得られたのかを深掘りする必要があります。
また、そもそもその成果に到達するまでに何を課題として、打ち手は何だったのかも考えておいた方が良いと思います。
論理的な回答が出来るのか、思考が深いのかを面接で見ている可能性がありますので、まずは準備として先ほどお伝えしたようなことを徹底することだと思います。
それでも想定外の質問がけっこうあると思います。
そこは別の質問で用意した回答を使い回す感じで応用するのが良いと思います。
アピール出来るのはあくまでも自分が経験した範囲からになると思いますので、MSLに活かせそうな経験内容を端的に語っていくことが重要と思います。
なので、徹底した事前準備をすることが必要です。
具体的には、想定質問を作って、回答を作成するかたちです。
私は元々コミュニケーションするのが得意でもないですし、むしろ嫌なくらいなのですが、事前準備をすることでだいぶコミュ力が高く見え たりします。
仰る気持ちは、よく分かります。
緊張しますし、意見言うのも勇気が要るものですが、練習を重ねたり、準備を徹底したら緊張も薄まると思います!ぜひ頑張ってください!
また何か不明なことがあればご連絡頂ければと思います!
もう一人の方からの質問にも回答しました!
初めまして。私は社会人8年目のCRAです。
MSLに興味があるのですが、理系学部卒です。
そのため大学院に入り直そうかと考えており、公衆衛生を専攻しようと思っておりますが、妻子もいるためなかなか踏み切れません。
現在650万の年収ですが、もしMSLに転職できた場合、年収はどの程度上がりますでしょうか??
のぶ回答、パート2!
CRAの方で、理系学部卒でMSLにご興味があるということですね。
MSLに転職したいという相談だと理解して、回答します。
まずMSLになるのに、修士以上の学歴を求められるかどうかです。
最初に、転職エージェントに学卒でも応募可能な会社に応募してみるのが良いのではないでしょうか。
転職できたら、それでOKで入社後に社会人大学院を目指すパターンが良いと思います。
転職できなかった場合、その理由が学歴が一因だとすると、CRAをしながら大学院に通うことが良いと思います。
そして、公衆衛生は 良い選択だと思います。今求められている分野だと思いますので。
ただし、大学院を出ていれば、MSLになれるかどうかはまた別問題ですので、まずは今のご経歴で転職できるのかどうかを検討されるのをオススメします。
私のところにご相談をいただく方は、博士号取得者も多く、実際に転職で内定を得たという連絡を受けた方は、2名ほどです。(実際にはもっとおられるかもしれませんが・・・)
なので、学歴だけでは判断されていないということです。
ちなみに、会社は製薬会社のCRAですか?CROの方ですかね?現職がCROの場合、福利厚生がどの程度整っているのか分かり兼ねますが、
製薬会社は年収+福利厚生の金額面のメリットがあります。
福利厚生は住宅手当(借り上げ社宅)、日当、確定拠出年金、健診費用など色々と整っています。
なので、年収の額面に現れない金銭的なメリットが受けられます。その中でも一番大きいのは、住宅手当かと思います。
都内在住の場合、賃料の2〜3割程度の負担で済む企業が多いと思います。
もちろんそうでない会社もあるようなので、内定をもらったら確認してみてください。そういう意味では、住宅手当分が年収にプラスされます。
MSL未経験でMSLに転職する場合、年収は現年収から横ばい〜50万アップくらい、もしくは企業によっては少しダウンが相場かと思います。
評価によって年収は上下に変動すると聞きますが、一般的には大手の場合だと、同じ年代や役職の人と同じくらいの年収にすると思います。(予想です)
なので、上がる可能性も0ではないと思います。
あくまでも年収に関しては個人的な予想ですので、参考程度に。
面接時に質問への回答に迷った時は?
質問への回答に迷うことも多々あるでしょう。
私も何度も、というよりも毎回の面接で経験しています。
先ほどお伝えしたとおり、回答を使い回すしかないですね。
そんな時は、自分の中の経験をうまくつなげて乗り切る!ということです。
例えば、あなたの強みは何ですか?とあなたのこれまで一番の成功事例を教えてください!はほぼ同義と捉えることも可能です。
強みを発揮して、成果を出した、ということになりますし。
成果を出した要因が、自身の強みであって、強みがあったから○○という成果が出たというようにも言えるでしょう。
また、極端な例だと英語のスピーキングのテストと一緒かもしれません。
あなたの好きな場所はどこですか?と、あなたの住んでいる街について教えてください!という質問があったとします。
好きな場所は、「海辺の近くの公園が好き」です。と回答できるし、
住んでいる場所は「海辺の近くに公園があって、静かな場所に住んでいる」、
というように回答を使い回すことができます。
つまり、違う質問でも、自分の中にある回答・経験をひねることで使い回しができるということです。
要は言い方などを変えることで対応できることになります。
最後に
面接で自信がないように見えると、仕事を安心して任せられないというようになるので、気をつけた方が良いですね。
質問には的確に堂々と答える。
と言ってもいきなり行うのは難しいのですが、イメトレしてたった1時間だけ自分を演出すれば良いのです。
役者になったつもりで、カッコ良いビジネスマンを気取れば良いと思います。
また、時には知らないことには知らないと言える勇気も必要ですけどね。
ただ、あまり「知らない」を連発したら何もわかっていないということで不採用になりかねないので要注意ですが。
面接ではいかに短時間で自分を相手に売り込むことができるのかの勝負です。
ではでは、この辺で。