どうも、こんにちは。のぶです。
今回は、転職に12回をほこる山崎元氏の転職の思考法について考えてみたいと思います。
私は個人的に山崎さんの考え方が好きなのですが、なぜそんなに転職回数が多いのに転職に成功しているのか、12回も転職する必要があったのか、色々と知りたいところは多いです。
山崎さんの転職に対する考え方が非常に参考になりますので、私の個人的な見解も含めて山崎さんの転職に対する考え方を記事にしたいと思います。
山崎さんの思考をもとに、私なりの自己分析のやり方を公開したいと思います。
転職は、1に「会社と自分の仕事内容」、2に「一緒に働く人」で選ぶ!
これには強く同感です。
なぜなら、私の失敗経験から、この考えが参考になったからです。
私は以前の転職時に、1に仕事内容、2に年収という選び方をしたときに失敗しました。
よくあるのが、2社の製薬会社からオファーをもらって、前職のオンコロジーMRから他社のオンコロジーMRに移った時に、仕事内容は変わらないから何となく年収で選んでしまうケースです。
私の場合も同様で、MSLの転職した際に、内定をもらった会社同士の仕事内容は大して変わらないと思ったので、違いとなると年収にしか目がいきませんでした。
年収でいうと、50〜100万くらい違ったため、高い方の会社に行こうと思いました。
年収の高さで選んで失敗したなぁと思ったのは、まずは仕事内容をきちんと確認していなかったことです。
1に仕事内容というところには、きちんと調べて選んだつもりでしたが、「自分が行う」仕事内容の詳細を確認していませんでした。
会社としては、MSLは○○という定義をしていたのですが、私は実際の仕事内容を十分に確認できていませんでした。
営業とMSLの違いは何かとか、どう区別するのかというところに終始しすぎて、転職先の会社の方からはきちんと説明を受け納得したつもりでしたが、実際のMSLが行う業務内容を十分に確認していませんでした。
結果、転職して入社してから実際に働き出すと想像と違って困惑しましたね。
MRとMSLの区別を説明をうけたときと、実際に自分が仕事として行う内容が違ったことが原因だと思っています。
結局、MRとMSLでほぼ同じ仕事をしていました。
なので、当時は転職してしばらくの間悩みましたね・・・
あとは一緒に働く人。
基本的には働きやすい環境ではあったのですが、上司との相性があまり良くなかったように思います。
山崎さんも私と同様のことを言っていたので、共感しました。
結局のところ、転職先の仕事内容は、最重要事項!どんな仕事をやるのかしっかり確認すべき!ということです。
今は笑えますが、当時は全然笑えないというか、めちゃくちゃ自分の中で葛藤がありました。
なんでこの会社にきてしまったのだろう、全然将来性がない、キャリアアップにならないなぁとか毎日悶々と考える日が続きました。
山崎さん曰く、仕事内容は最重要事項とのことですが、どんなことを考えれば良いのかアドバイスをされています。
自分がどの仕事に興味をもっていて、その仕事は今後の自分の時間と努力を投資するのに値するかどうかについて考える、
と言っています。
すごく良いことを言っているのですが、難しいのは自分が興味ある仕事って何?ということです。
これに私は相当に悩みました、未だに悩んでいるかもしれません。
自分の興味ある仕事を見つけるための軸とは何か?自己分析の方法!
私は転職する際の軸として考えているのが、好きというよりも、「面白そうかどうか」です。
この面白そうという基準ですが、ほぼ直感です。
何となくカッコ良いなぁとかといったレベルです。
これまでもMSLってかっこよさそうだなとか、そんなレベルでしか考えていません。
なぜなら、仕事なんてやらなきゃわからないから、あれこれ考えても無駄だからです。
何となく見たり聞いたりしたことをもとに、直感的にかっこ良さそうと思ったことを職業にしたいと思っています。
ただ、それではあまりにも稚拙なので、直感ではなく論理的に自己分析を深くするにはどうするのが良いのかについてお伝えします。
何が好きなのか、興味がだんだんと大人になると薄れてきています。感動がうすくなっていますね。
それは経験値が増えたからだと思いますが、感動したり好きだったりすることが大人になるとわからなくなりました(もちろんわかる人も大勢いるとは思います)。
でも、好きだったことや興味あること知るには、
幼少期に自分が夢中になったことまで遡ってみることで分かったりします。
この方法をお勧めします。
自分の親に、子供の頃何に夢中になっていのかを聞いてみると良いかもしれません。
もしくは、小学校のころの内申書に先生から親からのコメントが書いていることがあります。
それを参考にされると良いと思います。
意外な自分が発見できると思います。
ただ、好きだったことをそのまま今の仕事に当てはめるのは難しいので、抽象化する必要があります。
少し難しい作業にはなりますが、例でやってみたいと思います。
例えば、生き物が好きで何かを飼っていたとしましょう。
生き物が好きということが、どういうことにつながるかというと、直接的には獣医とかトリマーとかそういった職業が思い浮かぶと思います。
ただ、そうではなくてもう少し間接的に抽象化してみると、生き物を飼うという行為が何かの行為を観察するということ、観察したものを記録して変化を分析すること、分析してそれを表現すること(例えば絵にする、文章にする等)・・・
といったかたちで情報をつなげながら、抽象化できます。
抽象化した結果、観察・分析・表現という言葉に置き換えられます。
すると上の3つの言葉から、心理学者(人間の言動の観察・分析)、ライター(表現)などがの職業が想像できませんか。
製薬会社でいうと研究者(観察・分析)や、メディカルサイエンスリエゾン(分析・表現)、メディカルアフェアーズ(分析・表現)の仕事につながってきます。
ここでいう「分析」、「表現」は、試験データを「分析」し、その結果を解釈して医師に適切に伝える=「表現」するということを意味しています。
数年前に、順天堂大学の医学部の受験には、小中高の評価等を加味するということが記事になっていました。
まさに過去の原体験を振り返りながら、自分を見つめ直してもらい医者に向いているのかどうかを見極めたいということなのでしょう。
最後に
ということで、偏った意見を書きましたが、かなり独特な感じで自己分析をしました。
面白そうという直感を大事にする!ということを一番に考えてみてください。
論理的に、自己分析をしたい方は、自分の幼少期まで遡り好きだったことや興味あったことを見つける、それを抽象化する。
この方法を行うことで、自分を知ることができると思います。
これまで行った自己分析が微妙だと思ったら、のぶの実践した自己分析を試してみてください。
何か発見があるかもしれません。
ではでは、この辺で。