どうも、こんにちは。のぶです。
最近は、製薬企業だけでなく、CROでもMSLとして働いている方が
増えてきているようです。
私はまだ CROから派遣されたMSLの方と働いたことはないのですが、
転職する際にCROのMSLを受けました。
コントラクトMSL=派遣MSLですが、
基本的には、製薬企業に派遣されてMSLとして勤務するかたちになります。
コントラクトMSLってどうなの?、メーカー勤務のMSLからどんな目で見られているの?、
派遣だと冷遇されない?などなど・・・
疑問は色々あると思います。
私も転職する際に、コントラクトMSLを受けたわけですが、
製薬企業じゃないから給与も下がるし、派遣先の製薬企業から冷遇されそうだし、
正直、ネガティブなイメージが強かったですね。
そこで、コントラクトMSLとして働くメリット、
デメリットも含めてお伝えしたいと思います!
コントラクトMSLとして働ける会社はここだ!
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2019年2月時点でコントラクトMSL事業をやっているのは、以下の企業のようです。
転職エージェントなら、現在募集中の求人を持っている可能性がありますので、
問い合わせてみてください!
【コントラクトMSL業を実施している会社】
・シミック・アッシュフィールド株式会社
・ACメディカル株式会社(アプシェ)
・インベンティブ・ヘルス・ジャパン株式会社
・サイオネス・ヘルス・コマーシャル
・株式会社アクセライズ
・IQVIA
・インテリム株式会社
コントラクトMSLは、派遣先の企業に勤務するかたちになります。
果たして働きやすいのか?、
製薬企業じゃないから待遇が悪いんじゃないの?
製薬企業の一員として働いていたい!という気持ちもあるかと思います。
そんな思いを持ちながらも、コントラクトMSLの実態を知ることで、
自身の選択肢を増やしてもらえればと思います。
コントラクトMSLのメリット・デメリットは?
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では、早速メリットから考えてみたいと思います。
メリット
・2年間ごとに色々な企業に行けて、色々な疾患領域を経験できるから、
成長の幅が製薬企業よりも大きい可能性がある
・MSLの経験者でない場合は、新たなキャリアが拓ける!
今後仮に転職する場合、製薬企業のMSLに転職できる可能性もある!
・派遣先の製薬企業から社員としての誘いがあれば、
そのまま製薬企業の社員になることができる!
(全てのCROが、それを良しとはしていないようです)
・地方勤務MRなどの場合、東京に来ることができる
・各製薬企業のMSLの特徴、組織の特徴、人財など、
同じ製薬企業に務める場合よりも企業文化、企業風土を知ることができ、
人脈が広がる!
・製薬会社MSLに転職するよりも、
CROのMSLに転職する方が難易度が低い可能性がある!
・メディカルとしての昇進のチャンスが、製薬企業で働くより多い!
製薬企業は外資なら博士号取得者が上に行きやすく、
また部門トップは医師免許のある方が就く可能性が高い。
博士号なし・医師免許なしで、キャリアアップを狙うなら、
コントラクトMSLは有りです!
デメリット
・現職の給与や所属する会社によるが、製薬会社に勤務するよりも年収が下がる可能性がある
・2年ごとにプロジェクトが変わるので、勉強やKOLとの信頼関係構築が大変
・2年ごとに新しい会社に馴染む必要がある
(長期的に契約する場合もあるようなので、2年毎なのかはプロジェクトなどによる)
他にもメリット・デメリットがあるかもしれませんが、
私が思いつくのは以上です。
こうしてメリットとデメリットを並べてみると、
MSLの未経験の方が、転職でMSLになれるのはチャンスかもしれません。
また、某CRO/CSOで働くMSLさんの記事を読みましたが、
抜群に優秀な経歴をお持ちで、製薬企業に入らなくても周囲の方から学べることは、
非常に多いのではないかと思います。
コントラクトMSLと製薬会社勤務のMSLでは何が違うのか?
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基本的には、同じMSLとして働くわけなので、同じだと思います。
コントラクトMSLは、評価が派遣先と派遣元と2箇所から受けないといけないと聞きました。
また、MSLの業務は、あくまでも公正中立な立場で、サイエンスに基づいたディスカションを行うことですが、
企業に属するMSLはやはり製品価値を高めることにあるため、
常に中立かというとそうではないこともあるかもしれません。
製薬企業はあくまでも営利企業ですので、仕方のない部分はあると思います。
そういった意味では、コントラクトMSLは中立な立場を取りやすいのかもしれません。
企業カラーにも染まっておらず、立場としてはMSL向きのような気もします。
ただ、派遣先の製薬企業で成果を求められて派遣依頼があるわけなので、
中立な立場を維持できるかどうかはわかりません。
また、コントラクトMSLは、MSL以外の職種を経験出来る可能性があると聞きました。
CROには、MSL以外にも色々なプロジェクトや職種があるようです。
CROに属するMSL数は、まだそこまで多いとは思わないので、
色々なキャリアを積みたい方にはむくかもしれません。
ちなみに、コントラクトMSLの部門長は、元は製薬企業でMSLをやられていた方が、
就任しているケースがあります。
面接の際には、部門長が出てくる可能性があるので、ぜひ製薬企業との比較を
聞いてみると良いと思います。
私の体験談!
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私は、シミックとIQVIAを受けました。
両社とも、コントラクトMSLとして働く現職の人に話を聞きました。
IQVIAは、転職エージェントの方に依頼して、
現職でコントラクトMSLとして働いている方へ、いくつか質問をさせていただきました。
ちょっと質問と内容の記録が残っておらず、紹介できないのが残念です。
,
シミックの面接では、将来的なキャリアについて色々質問しましたが、
今後MSL事業拡大が見込まれるので、将来的には社内でMSL教育に携わるとか、
MSL以外にもやりたいことがあれば、製薬企業よりも競合が多くないので、
良いのではないかという提案を受けました。
現在では、ACメディカルが、メディカルアフェアーズ研究会なるものを実施しています。
現職でメディカル業務を行っている方が参加して、色々と情報収集や、
ディスカッションをされている会合のようです。
ACメディカルは、企業研修にも積極的で、現職MSLへの研修も行っているようで、
中々良い評判を聞きます。
就職するには、しっかりとMSLの研修を行ってくれそうな
ACメディカルは良いのかもしれません。
最後に
今回は、コントラクトMSLについて書いてみました。
一つの選択肢として、良いのではないでしょうか。
製薬企業のMSLのハードルが高くなっている今、
コントラクトMSLとして働けるのであれば、自分のキャリアの幅が広がります。
是非とも、転職の選択肢として考えてみるのは有りだと思います!
ではでは、この辺で。