どうも、こんにちは。のぶです。
今回は、面接対策の第2弾として重要事項を追加でお知らせします。
私は先日、とあるベンチャー企業の面接に行ってきました。
実際に転職するか分かりませんが、実体験をお伝えします。
面接でのよりリアルな感じをお届けできると思います。
今回の記事では、MSL転職の面接で重要だと感じたことを記事にします。
面接では、学術知識も重要視されている!
学術知識が重要というのは、面接でその会社の製品について聞かれるからです。
どれくらい知っていて、どの程度活用できる知識なのかを見られています。
昔であれば知識を試されることはあまりなかったのですが、
最近はけっこう即戦力としての力を見られている傾向にあると思います。
もちろん面接を受ける方のバックグラウンドにもよるのだと思いますが、学術知識があることを示せると好印象であるとことは間違いないです。
使える知識をもっていることが示すことができれば、オファー年収も上がることが期待できます。
ただ、難点は自分の専門分野なら面接で高得点を獲得できる可能性はありますが、疾患領域が変わる場合は厳しいですよね。
疾患領域が変わる場合は、そこまで突っ込んだ学術知識に関する質問はないと思いますが、
それでもどの程度知っているのか、即戦力として活躍してもらえるのかを試されます。
疾患領域が専門と異なっていても基礎的なことを知っておく必要はあります。
製品やその特徴などは前提として知っておく必要がありますが、より詳細なところまで深堀されました。
例えば、遺伝子治療であれば、最新の遺伝子治療の話題、競合情報などに加え、遺伝子治療・遺伝子にどれだけ精通しているかについて質問があります。
遺伝子治療・遺伝子にどれだけ精通しているかとは、過去に遺伝子に関してどんな研究をしていて、どういった経験があるのか、どんな知識があるのかを問われます。
私は実際に面談時に質問されて、十分に答えることが出来ませんでした。
転職理由、なぜ会社を辞めるのかは明確に答える必要がある!
なぜ今回転職を考えたのか(転職理由)と、なぜ会社を辞めるのかについては、同じようなことを聞いているように思いますが、
面接官からの聞かれ方によっては別の回答を用意した方が良さそうです。
転職理由は、前向きな回答を用意すべきで、私はなぜその会社に入りたいのかについて回答すべきです。
なぜ会社を辞めるのかですが、こちらは人間関係や逃げたくて会社を辞めるのではないかという懸念を払拭する必要があります。
つまり、回答としては、現状の会社には満足していることを伝えながら、転職先の会社に入りたい理由を伝えることです。
おそらく上の2つの質問は区別して聞かれることはないですが、転職理由を掘り下げて質問されました。
なぜ辞める必要があるのか、具体的に何が強みでどんなスキルが活かせると思うかなどです。
MSL→MSLへの転職でも、ベンチャーへの転職はかなりレベルが高い!
MSL経験者採用するにはやはり即戦力が求められているので、入社後にすぐに活躍できる人が欲しいわけです。
私が受けたところは、最近は特に博士号取得者が入社しているケースが多いらしく、強いサイエンスバックグラウンドが要求されていました。
また、英語レベルがビジネスレベルで必要で、英語面接が課せられます。
本国とのやり取りがスムーズに出来て、本国からの指示を適切に受けて活動しないといけなかったり、本国へのフィードバックも必要になるためです。
この英語面接もかなりきつかったです。
正直うまく聞き取りが出来なかったと思います。まだまだでした。
本国のやり取りするパートナーがどんな訛りの英語なのかによってだいぶ聞き取りレベルが変わってしまうので、自分にとってはけっこうきつかったです。
面接官はフランス人の方だったのですが、ちょっと相性がよくなかったように思います。
さらに、求められるスキルとして、論文執筆経験もあれば良さそうでした。
論文執筆経験がなぜ必要なのかですが、
医師主導研究の研究成果を論文にまとめて発表することになった際に、先生方だけでは十分にかけない可能性があります。
そういった際に、論文執筆の経験がある方が適切なサポートを行うということのようです。
なので、博士号取得者は有利ですね。私は院卒で修士論文は書いたことはありますが、論文投稿の経験はありません。
あとは、プロトコール作成経験も求められました。
私は何本か書いたことがありますが、それで十分なのかはわかりませんでした。
医師主導研究(IIR, IISとも呼びます)のサポート業務が発生するとのことで、それへの対応経験も求められましたね。
まぁ大変なところを受けてしまったという印象です。
おそらくMSL経験者なのだから、いろいろ出来ないといけなかったのでしょう。
また、ベンチャーで求められるMSLのレベルはかなり高いです。
一人にかかる業務量・質の負荷が大手企業とは異なります。
やはり、大手企業である程度MSLを経験してからベンチャーのMSLに転職すべきでしょう。
最後に
面接対策について書きましたが、なかなか面接も大変です。
今回の記事を参照に、面接に臨んでみてください。
博士取得者の方は、特に研究が活かせそうな分野へ転職される場合は、
知識ががっつり試されると思いますので、頑張ってください!
ちなみに、面接対策の記事は以前にも書いたので、以下もご参照ください。
もし転職相談があれば、随時受け付けますので、どうぞ。
ではでは、この辺で。