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【キャリア】MR認定センターが制度改革!今後MRはどうなっていくのか?

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どうも、こんにちは。のぶです。

今、薬学部に通っていて将来MRになろうかなと思っているあなた!朗報です!

MR認定センターが4月8日に発表したところによると、薬学部生にMR認定試験の受験資格を与えるということです。

それだけではありません。

現役MRの方には、ある一定時間の研修等を履修していればよかったものが、今後は知識などが習得できているかどうか、学習成果を確認する方法を検討しているようです。

現役MRの方にとっては学習成果の検証により、認定資格を停止させられたら、たまったものではないと思います。

ということで、朗報と悲報が入り混じった今回の出来事に対して、私見をたっぷり交えて記事にしたいと思います。

MRを取り巻く環境変化に対応して、制度の抜本改革!どんなことを改革するの?

今回の改革は、2021年4月から認定制度の抜本改革を行うというものです。

なぜ制度改革に踏み切ったのかというと、

厚労省から出た「情報提供ガイドライン」をはじめとしたルールの厳格化や、デジタル化の流れがあるようです。

さらに、昨今MR不要論もあり、MRが医薬品の適正使用に貢献できなければ、MRがなくなってしまうという危機感をMR認定センター表明しています。

MRという職業がなくなってしまうと、MR認定センターもなくなるので、MR認定センターも必死だと思います。

ということで、今回の抜本改革を発表しています。

今後はパブコメを募集して、改革の内容を詰めていくようです。

手始めに、MRになれる方の要件を広げようということと、現役MRへの警鐘ということで、以下の2つを発表しています。

まだ確定ではないので、今後変更になる可能性もあります。

①薬学部生対象にMR受験資格を与える

まずはMRになりたい薬学部生向けの内容になります。

MR認定の受験資格が得られるのは、6年制薬学部の4年次以降の薬学部学生を対象にしています。

ということは、受験チャンスが学生のうちに得られるというのはラッキーですね。

さらに、医療系や理科系の学部卒業生に対しても門戸を拡大しようとしています。

さらにさらに、誰でもフリーに受験できることの是非を検討するようです。

MRになる人の要件として、どういったものを目指しているのかよく分からない内容です。

MR認定センターは何がしたいのでしょうか。

少し考察してみますと、今後、新卒でもMR認定資格がない人は企業は採用しない可能性が出てきます。

また、MRの質的担保として、薬学生のような基礎的な薬学のベースがある人を採用したいという意向も見えます。

育成の観点でも一から行うよりも楽なのでしょう。

②現役MR対象

次に、現役MRの方向けの内容になります。

どういった内容を改革しようとしているかと言うと、MR認定資格の受験要件や認定証更新要件を変更しようとしています。

現行の制度では、受験前に300時間、認定証更新時には40時間の研修が必要とされていますが、この研修にかかる必須教育時間を撤廃するようです。

ではどういう改革をするのか、ですが、MR認定証の更新要件となっている基礎教育に関する必須教育時間を撤廃するらしいです。

代わりに、基礎教育の学習成果を確認して、MRの質を確保したいようです。

どういう方法でMRの質を確認・担保するのかは現時点では決まっていないようです。

ただ、私が勝手に想像するに、ロープレとかペーパー試験とかやりそうな雰囲気はありますよね。

勝手な想像なので、やらない可能性もありますが、厳しめに見積もっておいて損はないかもしれません。

すごい厳しい更新要件とかになったら、逆にMRの価値も上がるとは思いますが、本当に日々勉強していないといけないですね。

今後MRはどうなっていくのか?

MR認定の制度改革が行われていくと、今後どうなるのでしょうか。

人数を適正と思われるところまで減らしながら、質的向上をはかりたいと、MR認定センターは考えているのでしょうか。

間違いなく言えるのは、MRが医薬品の適正使用に貢献できるように育成できなければ、センター自体もなくなってしまう可能性があるので、センターも本気だと思います。

今後は、外部環境もだいぶ変化してきそうです。

4月9日にミクスから出た記事を参考にしたいと思います。

フィールドマーケティングシステムズ(FMS)という会社が、製薬企業のMRとは異なる人材を活用して、医師や薬剤師への巡回サービスを始めるようです。

このサービスがどんな内容かと言うと、カスタマーサービスレップ(CSR)と呼ぶ顧客サービス担当者と呼ばれる人材を各エリアに配置して、

製薬企業との業務委託契約に基づき、当該製品に関連する患者指導箋や疾患啓発資材を医師や薬剤師に提供する仕事をするようです。

MRが一部担っていた仕事を行うようなかたちですね。

どれだけこのサービスが浸透するのかわかりませんが、MR業務の一部は外注する時代が来たのでしょうか。

このサービスを導入することでメリットは、クライアント企業のMRが新薬の情報活動に注力する一方で、外注のCSRは新薬担当のMRがカバーしきれない製品の情報活動を補完するなど、生産性向上に寄与できるという。

ただ、新薬担当のMRがカバーしきれないことをCSRがどこまでカバーできるのかが問題です。

結局、今いるコントラクトMRと何が異なるのか、どういった違うサービスを提供できるのか、費用はどうなのか等いろいろ気になりますが、

CSR導入で業態が変わることも予想されますので、注意が必要そうです。

FMS社は、地域包括ケアの進展を見込み、CSR活動を通じて地域医療への貢献を目指す考えとのことです。

FMS社が一番に考えていることは、MR活動の効率化みたいで、MRは本来しなければいけない仕事に注力して、必ずしもMRでなくても良い活動をCSRが担う構造を想定しているようです。

必ずしもMRでなくても良い営業活動というと、資材配送の手配とか、どこまでの範囲をカバーできるんでしょうね。

製薬企業のお偉いさんはこのCSR活動をどう評価するんでしょうか。

こういう業者が増えてくると、MR活動はシフトしてくることは間違いなさそうです。

さらにデジタル化の流れもあり、より営業活動の効率化にシフトしてくる可能性がありますね。

ミクスの記事は以下を参照してください。

ミクスオンライン記事

最後に

いかがでしたでしょうか。

MRの仕事は今後確かに変わる可能性はあります。

企業の上層部が何をどう考えて今後の活動を見据えるのか、気になるところです。

MR数を減らす方向には違いありませんが、MRの方をリストラだけするのはなんか違うと思います。

でも、業界は変革を推し進めたいと考えているのは事実です。

だからこそ、時代の流れにのるように自分のスキルを磨くのは重要ですね。

例えば、大学院に通ってみる、英語を勉強してみる、これだけでMSLへの道がひらけたりします。

大学院には、レギュラトリーサイエンスや臨床研究に関することが研究できる大学院が複数あります。

修士であっても無事に修了すれば、また違う道がひらけるはずです。

外資系では修士ではなく博士号取得者が優遇されつつあるので、MSLとして学歴をあげるために色々と調べました。

次回、大学院について特集をしてみたいと思います。

今は学び直しの時代にきているので、大学院に入るのはありです。

今後博士課程への進学を考えていますので、是非とも大学院進学を考える仲間が増えれば嬉しいです。

ではでは、この辺で。

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