どうも、こんにちは。のぶです。
さて、今回は、先日お会いした転職エージェントさんから教えてもらった情報をもとに記事にしたいと思います。
私は、基本的には転職エージェントにはお会いしません。
なぜなら大した情報もくれない割に、案件のみ紹介してくるので。
それならメールで十分。
しかし、優秀なエージェントは違います。
持っている情報の質、そして情報収集をあらゆるところから取ってきて回答をしてこられます。
私の質問にも熱心に回答してくれます。これでこそ優秀なエージェントですね。
なので、私は優秀だと思ったエージェントさんだけに限って継続的にお会いしています。
電話で話しした感じやメールへの対応で会っても良いのかはだいたい判断はつきますが。
なのでフィルターにかかった方にだけお会いしています。
優秀な転職エージェントから得られる情報は、キャリア構築に役立つ情報だった!
1.キャリアの考え方
まずはキャリアの考え方ですね。
私は3社経験していますが、転職するときに大事にしていることがあります。
それは、人、仕事内容、収入です。
特に最初の2つは何度も記事にもしていますが、重要視しています。
人は、人間関係ですね。特に中途に厳しめな内資や外資でもお互いの足の引っ張り合いをする会社を知っていますが、そういった会社は受けもしません。
次に、仕事内容ですね。MSLは仕事内容が各社違います。
メディカルは営業とは独立した組織で、サイエンスベースの情報提供と言われていますが、入社してみたら営業的な仕事をするMSLだった、なんてことも有り得ます。
要注意です。そんなことになったらその転職は意味がなくなります。
最後に、収入ですね。収入は増えるにこしたことはないです。
基本的には転職時には収入は、今所属している会社の年収をベースに考えられるようですが、転職先のテーブルで年収が考えられるので、仮に年収がちょっと低いくらいではあまり影響しません。
つまり、賞与部分の変動が少ないような内勤職は、転職先の会社のテーブルで年収を判断されるので、周囲の同僚と同じくらいの年収が保証されます。
2. キャリア構築の仕方
次に、自分のキャリア構築の仕方ですね。
私の場合、英語がTOEIC850点に届いておりませんので、それを越えることがしばらくの命題になります。
やはり企業はまだまだTOEICの点数で書類をみますので、点数を取得するにこしたことはありません。
TOEIC800点以上、可能であれば850点以上だと経歴書がよく見えるようです。
そしてスピーキングができて、コミュニケーションがとれることが重要のようですので、その訓練も必要ですね。
また、私は学位が修士なのですが、現在の外資系はPh.Dが必須になりつつあったり、昇進の条件になっていたりするので、学位の取得が重要になりそうです。
じゃあ、取得すべき学位は何が良いのか?です。
社会人で働きながら学位を取得するならば、公衆衛生分野やデータサイエンス分野が良いようです。
さて、どうしようかなと思います。
ちなみに学位取得を支援する会社もあるようですが、大手ではほぼ聞かないですね。
自費で通学して取得することをかんがえるべきでしょうね。
ごく普通のことかと思いますが、私が経験している職種や疾患領域も重要なようですね。
今後の製薬業界の動向は?MSL求人数はまだまだ伸びる!
気になる将来的な市況はどうなのか、ですが、
MSLは今後も求人数は増えていきそうです。1年以上はこの傾向は続くようです。
MSL不要論も出てきそうな気もしていましたが、そんなことはないみたいです。
どんどんMSLなどのメディカル案件は増えていく見込みのようで、現に私のところにくる案件も増えている印象です。
なぜMSLの求人が増えるのかというと、製薬会社が開発できる薬剤が限られてきており、新規で薬剤をローンチできないので、今ある製品の価値を最大化させる仕事にシフトしてきているようです。
今の時代、ベンチャーから導入でもしないと、新薬の仕事はないですよね。
だから今ある製品でエビデンスをつくっていく仕事に対して、MSLが活躍できるところがあるようです。
逆に言うと、企業が製品価値がないと考える製品ばかりなら、MSLは不要です。
新薬がなかったらもちろんMSL自体不要なわけですが、既存製品でも価値最大化が不要だと考えれば、MSLは不要です。
となると、ベンチャーなどで研究開発に特化している会社にはMSLは不要ですね。
しかし、ベンチャーでも自社で販売体制を整えて、製品価値最大化をはかるような企業にはMSLをおくでしょう。
どの疾患領域のMSLであれば、より価値が高いのか?血液がん領域ができるMSLは重宝される!
特にオンコロジーとCNS領域の案件は多いみたいです。
それは、研究開発が上の2疾患に力を入れているためでしょう。
この2疾患は言わずもがな、有名な話ですので、ご存知の方も多いと思います。
もう少し細分化すると、オンコロジーは固形と血液に分けられますが、
血液がんが今後熱い領域になりそうです。
私もオンコロジー分野を専門にしておりますが、固形がんが出来るMSLはかなり多い印象です。
かなり多いというのは、オンコロジーMSLの全体を考えた際にです。
一方で、エージェントさんいわく、血液がんが出来るMSLは少ないとのこと。
つまり今後は血液がんができる人が重宝される時代になるとのことです。
なぜ血液がんが敬遠されているのかというと、難しいという印象を抱いている人やこれまで取り組んできた方が少ないからのようです。
確かに紹介されてくる案件は、血液がんのMSL募集が非常に多いです。
各社血液がんは力を入れていますよね。
今度、血液がんについて調べた記事を書いてみます。
最後に
優秀な転職エージェントはいるものです。
私が以前に紹介した記事にも書きましたが、6つの転職サイトからの情報でかなり有益な情報が得られます。
転職エージェントも案件だけ紹介してくるのではなく、転職候補者のキャリアを考えたアドバイスをしていただける方のみとお付き合いしていくのが良いでしょう。
もちろん職種理解をしていて、きちんとした説明をしてくれるというのが前提です。
ではでは、この辺で。