どうも、こんにちは。のぶです。
GWも終盤を迎えておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
しばらくブログを更新しておらず、久々の投稿になります。
この休み期間中に、転職やら、製薬業界の今後、未来の働き方について色々と勉強していた中で、
個人信用スコアが今後日本にも普及する可能性があるということを耳にしましたので、調べてみました。
すでに中国では、個人信用スコアによる個人の格付けがされているようで、普及をしつつあるようです。
個人信用スコアって何?
個人信用スコアって何なのか?ということですが、字のごとくなのですが、
個人の信用力を担保するもので、個人の信用力をスコア化したシステムのようです。
要は、ある個人がどれだけ信用できる人物なのかを、客観的に測ることができるシステムだと理解しています。
現代はネット社会なので、会ったことのない人同士が相手を評価する際に、参考になるシステムかと思います。
また、融資をしてもらったりする際に参考とするものですかね。
中国では、「アリババ」や「テンセント」で展開が進んでいるもののようです。
特にアリババが展開する「芝麻信用」と呼ばれるものは、中国で大きな存在感を示していると報道されています。
中国では、芝麻信用のスコアによって、個人が社会的な恩恵を受けられるのかどうか、もしくは恩恵を受けられないのかが決まってくるという個人にとってとても大きな影響力をもつもののようです。
このスコアが高いことによるメリットは、シェアサービスなどの保証金を免除されたり、出国手続きが一部簡素化されるなどがあるようです。
一方で、スコアが低い場合は、公共交通機関による移動に制限が出たり、会社への採用試験で不利になることがあるようです。
けっこう恐ろしいシステムですね。目に見える形で、個人間での差が広がりますね。
中国では、すでに詐欺が発生しており、信用スコアをあげるために詐欺サービスが出たりしているようです。
日本では個人信用スコアの普及はどうなっているのか?
日本でもすでに2018年から導入が開始されています。
普及するかは今後の課題かと思いますが、主に12社が参入しているようです。
ぜひ試してもらいたいのが、以下のJ.SCOREです。
自分のメールアドレスを登録すれば簡単にスコアを知ることができます。
あくまでもJ.SCOREは融資の額と利率を算出するためのもののようです。
それ以外の用途に使用されるのかどうかは分かりません。
私も登録してみましたが、スコアは1000点満点中779でした。高いのか低いのか、中間なのかもよくわかりませんが、取り合えず現時点でのスコアです。
現企業の在職年数とか、上場企業に勤務なのか、出身大学、年収、年齢などを入力して、個人の信用力というのを評価します。
評価項目は多岐に渡りますが、とりあえず初期段階で2分程度入力すればある程度のスコアがわかります。
詳細に知りたい方は、色々な項目があるので入力してみることをオススメします。
システムで面白いのが、表面的な経歴だけでなく、資産の運用状況や生活スタイルにまで踏み込んだ質問項目があることでしょう。
浪費家なのか、堅実的な人なのか、あらゆる観点から個人を評価するシステムになっていますね。
これらの因子を多く組み合わせて評価しており、1ヶ月ごとにスコアは見直されます。
まだまだこれからなのかもしれませんが、いずれは普及するのでしょうか。
仮に今後普及するとするならば、個人の信用力を高めるために、副業も始めた方が良さそうです。
副業でも信用を重ねることでスコアが上昇するのかもしれませんので。
また、サラリーマンだけの肩書きがどこまで今後通用するのかわからないですね。
J.SCOREでは属する会社が上場か非上場かで分類しています。
現時点では、会社に関しての評価はそれだけです。
ただ、それでは十分に個人のスキルは評価できないので、さらに細かな分類が加わる可能性があると予測しています。
そして、就職や転職の際の参考スコアにされるかもしれません。
例えば、このスコアによって、今後仕事で参加できるプロジェクトが限定されたりしそうな予感がしています。
プライベートでは、住宅が購入できなくなったりと、ネガティブな面も出てきそうですね。
反対に、スコアが高い人はじゃんじゃん仕事が舞い込んできて、自分が好きなプロジェクトに参加できたり、仕事を選べる立場になるかもしれません。
少し発展させて考えると、家族にまで影響のでるスコアと想定すると、家族のうち誰かがスコアを下げる要因を持っていた場合に、他の家族にも影響をしたりするものなのになってしまうかもしれません。
例えば、父親のスコアが高いが、母親のスコアが低い場合に、トータル的にスコアが低くなってしまい、お子さんの大学入学や就職へ影響がでるなどが生じれば問題ですよね。
こうならないようなシステムにしてもらいたいものです。
さらに、起業にチャレンジして失敗して負債を抱えた場合に、スコアが下がれば、たまらないですね。
スコアが下がったままでは、次のチャレンジができないですし、事前に失敗するリスクが高いということがわかっているものに関しては、誰もチャレンジしなくなります。
つまり、経済的に国が発展しないことになりますよね。
再起できないシステムでは困るので、この点も是非とも検討してもらいたいですね。
最後に
このGW中に色々と本を読んだり、知人と話したりして仕入れた情報ですが、数年先がまったく分からないのは本当だなと実感しました。
そして、突然に、激変がやってくる、なんてことがありえそうで怖いです。
情弱にならないように、情報収集だけはしっかり行い未来に備えていかないといけないなと感じた休みでした。
また、製薬企業だけを見ていてはとてもじゃないけど、今後の変化に対応できそうにないな、と実感しました。
もう少し広い視野をもって、物事を考えていきながら、興味ある医薬品・医療分野について、ブログを書いていければと思っています。
GW中に読んだ本から色々と考察して、今後情報発信をしてみたいと思います。
ちょっと危機感を感じるGWの終盤でした。
ではでは、この辺で。