【お役立ち/おすすめ】この力は思考力よりも重要!書評「知覚力を磨く」


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どうも、こんにちは。のぶです。

ずっと気になっていたことがあって、それを表現してくれた本が出ました!

昨年の2020年に発売された本で、「知覚力を磨く」という本です。

絵画を観察するように世界を見る技法という副題がついておりまして、

絵画をみる力を養うことが、この知覚力が磨かれるという本です。

本書の冒頭に、レオナルドダビンチの名言がのっておりまして、

「あらゆる知識のはじまりは知覚である」と掲載されています。

まさに、この本を一言で言うと、この言葉がピッタリだと思います。

気になる方は、下記からどうぞ。

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知覚力を磨く 絵画を観察するように世界を見る技法 /ダイヤモンド社/神田房枝posted with カエレバ

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では、早速、書評について書いてみようと思います。

そもそも知覚力とは?

知覚力とは、何かというところからですが、物事を認識する力、観察力、

気づく力というように解釈するとわかりやすいのではないかと思います。

この知覚力、非常に重要だと思いませんか?

というのも、自分が他人とは考えも価値観も異なるわけで、

つまりは、見ているものも考えていることも異なると思います。

ものを考えるうえでは、自分はその”もの”をどのように捉えたか、

認識したのか、観察をして何に気づいたのか、によってすべてが始まると

思います。つまり、最初にその”もの”をどのように捉えることができたのか、

気づくことができたのかによって、思考するものも異なりますし、出てくる結果

についても変わってくるというわけです。

知覚力は、すべての物事も最初のステージだといえるかと思います。

この知覚する力が弱いと、表面的な事象にしか気づけないということです。

この本では、CT画像を用いて、画像において異常を見つけるという場面が出て

きます。CT画像を読影できるスキルなどは不要なのですが、なかなか、

異常に気付くことができないというわけです。

なぜ気づけないのか、色々と考察されていますが、目的をもってみているので

気づけない、などいろいろと理由はあるようですが、この観察できない、

重要な点に気づけないというのは、なかなか恐ろしいことではないでしょうか。

我々は日々色々なことを見落としている、重要なことに気づけていない状況と

言えます。

なぜ知覚力が重要なのか?

では、なぜ知覚力が重要なのかです。お気づきの方も多いかと思いますが、

知覚力によって、生まれてくる成果が大きくことなるからです。

ある絵を一枚渡されて、ここから読み取れることをPPTにまとめて、プレゼン

してください、と言われたら、全員の結果がばらばらになるでしょう。

個人間で見ているものが異なるので、それはそうだと思います。

絵で気づける範囲にも限界がありますし、見落としもある、など

理由は様々です。

では、これを現代のビジネスに置き換えると、例えば、メディカルではどんな

ことが起こるのか、です。

例えば、メディカルプランを作成するとします。

メディカルプランは通常は、製品、疾患などの状況分析をして、

そこから導き出される課題抽出、その課題を解決するための戦略、方法等を

考えて作るわけですが、そこでも大きな差が出てくると思いませんか。

仮にこの作業を一人で行った場合、個人の主観で作成される部分が多いわけで、

その人が普段感じている課題が、抽出されてこないでしょうか。特に根拠もない

状態で…、もちろん根拠は後付けができるので、それ相応の結論が導き出せる

わけです。しかし、それが一人の力で行った作業であるならば、間違った戦略が

立案されている可能性もあるわけです。

この知覚力は、やはり他人の知覚力を借りることの重要性を説いています。

なので、一人で行うよりも他人の知覚力を利用するのが重要のようです。

ただ、そこに集まった全員の知覚力が低い場合は、大したプランはできないわけ

で、平凡な結果で、きちんとした課題が抽出されていない可能性が大きいです。

どうやったら知覚力・観察力を高めることができるのか?

そこで、気になるのが、知覚力は上げられるのか、どうやったらそれができる

のか、ですよね。

この本では、きちんとトレーニングの方法も書いていました。

方法は、アートを使ってトレーニングすることが可能のようです。

詳しいトレーニング方法は、本書に譲りますが、

アート、つまり絵画をみて、そこからいろいろなことを想像することで、

知覚力が磨かれるようです。

絵画には、人物だったり、風景画描かれていると思いますが、その場面を

何分割かに分けて解析してみて、そこで描かれているのがどんなことを目的に

書かれているのが、誰が何をどうしようとしているのか、それがいつなのか、

など様々に想像ができると思います。

もちろん正解などないので、自分で自由に発想していくことが重要のようです。

このトレーニング、というか絵画を見る人はトレーニングというよりも、

趣味なのかもしれないのですが、私もきれいな風景画などを用いて、たまに

観察しています。

一緒に働いている人でも鋭いな、という人がいたりしないでしょうか。

その方は、もしかしたら想像力や知覚力がすごいのかもしれません。

あと、話が飛びますが、リベラルアーツの重要性も説いております。

レオナルドダヴィンチの例を挙げて、説明を行っています。

最後に

知覚力について取り上げましたが、この力は今後を生き抜くうえでかなり重要

だと個人的には思っています。

思考できる方は大勢いると思いますが、人が気づかない点に気づけて、

新たな視点や認識をつくることができる人にはこの力、必須なような気がします

この気づく力、個人間でだいぶ差があると思うので、仕事の場面でも皆さん試し

てみるのは面白いのではないでしょうか。

同じ課題を与えられても、気づけない人は気づけないのです。それは頭の良し

悪しではなく、観察力・知覚力の差です。

でもこの知覚力の差が大きいと、ビジネスにもたらすインパクトもかなり大きい

ものになると思います。

個人間でも重宝される人とそうでない人は、この知覚力から差が出てくる可能性

があるなと個人的には思っています。

専門バカにならずに、色々なものに興味を持って取り組んでみるものですね。

私も経済(お金)、不動産、歴史、美術に興味が出始めており、それらを勉強

しています。

かなり初級者ですが…

ではでは、今回はこの辺で。

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