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【企業研究】アルナイラム!核酸医薬の分野で世界をリード!

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どうも、こんにちは。のぶです。

アルナイラムがMSLの第2期生を募集中です。少し前から募集してますね。

ご興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか。

だいさくさんのブログではMR募集について記事にされておりますが、こちらはMSLの案件です。

MRもMSLも募集がかかるというのは、完全に市販されるのが期待できる薬剤なのでしょう。

ちなみにアルナイラムは、世界で従業員数が800名で、本拠地は米国マサチューセッツ州ケンブリッジに構えています。

日本は、以下に拠点をかまえています。

住所:東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング 4階

アルナイラムがすごいのは、RNA干渉(RNAi)技術です。

RNA干渉(RNAi)技術を活用して、4つの領域をターゲットにして開発を行っています。

ターゲット領域は、遺伝性希少疾患、循環器・代謝系疾患、肝感染症、中枢神経系疾患です。

RNAiの技術はノーベル賞を受賞した科学に基づくもののようで、医学薬学の発展にものすごい貢献するものですね。

アルナイラムが有するパイプラインは何か?

核酸医薬の分野では世界の開発をリードする会社のようです。

アンメット・メディカル・ニーズが高い希少疾患に対して、siRNAを日本市場に順次投入していくようですね。

代表的な薬剤は、核酸医薬の一つである「siRNA」の薬剤「パチラシン」を有する会社です。

トランスサイレチン型家族性アミロイドーシス治療薬パチシランは2019年の承認取得を見込んでいるようです。

海外では2018年に承認取得済みです。

おおよそ年に1製品ずつ発売するペースを目論んでいるようです。

3品目を有しており、今後は順次承認を取得することを目指しているみたいです。

どうやら5年以内に合計で4品目の市場導入を狙っているとのことです。

では、具体的にどんな薬剤があるのかというと、ほとんどが核酸医薬ですね。

Late stage(フェーズ3)の臨床試験を見てみます。

①急性ポルフィリン症:Givosiran

治療はある疾患のようですが、治癒が目指せる薬剤なのかどうか気になるところです。

②血友病、出血性疾患:Fitusiran

どうやらサノフィジェンザイムとの共同開発のようです。

血友病はシャイアー(武田)や中外製薬のものがありますが、どう違うのでしょうか。

③原発性高シュウ酸尿症:Lumasiran

小児期〜50歳くらいまで発症するようですが、半数以上が5歳以下の疾患のようです。

今、対症療法しかないようなので、期待される新薬ですね。

④アミロイドーシス:Vutrisiran

熊本県と長野県にFAP患者さんの集積地がある疾患みたいです。

このエリアの患者は、20〜40歳代の若年発症の患者さんのようです。

集積地以外でも、全国各地から多数報告されている疾患とのことです。

60歳以降の高齢での発症のようでして、男性が8割近くを占めると報告されています。

治療は化学療法や肝移植のようです。となると、やはり期待の新薬でしょうか。

開発パイプラインは以下参照です。

これまで核酸医薬はなぜ失敗続きだったのか?

核酸医薬は、低分子医薬品のように化学的な合成が可能であることが特徴のようです。

それに加えて、抗体医薬のもつ特異性の高さを有すると言われています。

これまでも多くの企業が研究開発を進めていたようですが、失敗が連続したようです。

ノバルティスもたしか開発をしていたと思います。

ノバルティス以外にも複数の外資系大手製薬企業が核酸医薬開発していて、試験の停止するなどしていたみたいなので、核酸医薬の開発はしばらく停滞していたようですね。

今回勉強してわかったのは、ドラッグデリバリーシステムが十分でなかったことが開発の失敗の原因の一つだったようです。

要は、目的とする部位へ核酸を届けるためのドラッグデリバリーシステム(DDS)が原因とのことです。

しかし、最近では核酸自体に修飾を加えることで生体内において安定性を高めることで、ドラッグデリバリーシステムを用いない核酸医薬の研究が進んだとされています。

なので、核酸医薬の開発が再び脚光を浴びていますし、現にアルナイラムが薬剤の開発に成功しています。

最後に

アルナイラムは第2期生としてのMSLの募集です。

なので、1期生に比べると旨味は薄いかもしれませんが、まだまだ立ち上げ初期だと考えると、魅力はあるかもしれません。

ベンチャーで初期段階から働けると、会社で重鎮的な存在になれるのではないでしょうか。

後から入ってきた人にいろいろ教える立場だったり、仕事を進める上でも非常に良いポジションで、気持ちよく働けるのではないかと思います。

さらに出世に加え、ストックオプションの旨味も享受できるかもしれません。

ベンチャーはリスクもありますが、チャレンジして失敗してもまだまだ生き残る術はたくさんあると思います。

特に今までMSLとして経験があればなおのことでしょう。

ベンチャーへのMSLとしての転職は、経験者に限定されているので未経験の方はやはり大手から攻めないとなりません。

ただ、これからしばらくの間、ベンチャーはどんどん日本に参入してくると思います。

なので、チャンスはしばらくあると思います。

ベンチャーに一度入った人は、ベンチャー間を渡り歩くようです。

渡り歩きながら、自分の価値を高めるのでしょうね。

素晴らしい働き方かなぁと思います。

ではでは、この辺で。

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