どうも、こんにちは。のぶです。
のぶが過ごした過去のツライ日々のお話をしようかと思います。
誰しもがツライ経験はお持ちかと思いますが、これから社会人になる方、転職して新しい職場で活躍を目指そうとしている方の参考になればと思います。
まぁ、いかに無知だったのかがわかります。
非常に恥ずかしいですが、新人の頃、初の転職時のことを思い出す話をしようかと思います。
それは理不尽なこともあれば、そうでないこともあり、色々なことを体験しました。
でも世の中は理不尽なことの方が圧倒的に多いなと思ったのは、新卒の頃と初めて転職した時の2回でかなり痛感しましたね。
あの時は本当につらかった‥
のぶが体験した新人の時のパワハラ!
今でこそパワハラは法律になりそうですし、相当うるさく会社のコンプライアンス部門が言っているので、今はそこまでひどいものは聞かないですが、
昔、私が入社した会社ではパワハラが横行していました。
特に、私に。
今でもパワハラってあると思いますが、当時はあからさまで誰が見てもパワハラだと思うことを何度も体験しました。
私は入社後にある営業所に配属になり、そこの直属の上司から色々と言われました。
まずは、当時手帳にスケジュールを書いて管理していたわけですが、たまたま他のスケジュールで埋まっていました。
そこに上司から口頭で、新たなイベントのお知らせがあってそれを手帳に書き忘れておりました。
後日、あの日のイベントで何か手伝ってくれるか?となって、え?みたいになり、その日は私は予定があるということを伝えたところ激怒されました。
管理がなっていないとみんなの前で怒鳴られ、イベントの主催に詫びをいれるように言われ、謝罪しました。
その時の怒り方は半端なかったですよ、机叩くは、グーパンチされそうになるわで。
まぁ私が悪いのですが、新人で配属1ヶ月の身にずいぶんあたりがきついなぁと思いました。
それに始まり、メール文面、日報の書き方、プレゼンの言葉遣いは徹底的に直されました。ただ、これらの点は非常に良かったと思っています。
また、営業の数字を全て把握して覚えるようにと言われ、なかなか覚えられないでいるとプロの意識が足りないなど怒鳴られる、感じでした。
ある時、数字の確認をされるわけですが、曖昧な回答だったり、上司に恥を書かせるようなことがあろうもんなら、スネ蹴り、机叩き、時にはビンタなどがあり、その上人格否定の言葉を浴びせられるというものでした。
新人の身には堪えましたね。萎縮して何も出来なくなりましたね。
特に嫌だったのが、接待ですね。当時は接待がまだ許容されている時代でありましたが、私は接待でドクターをおもてなしするのが大嫌いでした。
なぜドクターに媚をうって処方してもらわないといけないのか、気分を良くして気に入られる必要があるのか、わかりませんでした。
今では多少分かりますが、私はものすごく苦手だし、一生同じことをしたいとは思いません。
The営業というのは、私は向いていないと思います、未だに。
そもそも仲良くもない先生とわざわざ色々な話題をふって、楽しい時間にしてもらって美味しい食事をとってもらったりと、とても苦手です。
人見知りだし、人と頑張ってコミュニケーションをとるのが苦手です。
でも、それでも気に入ってくれる先生はいるものですし、それなりにこなせるようになってきて、でも上司からはタイミングが悪いとか、お前は周囲の状況を読めない、空気が読めないなど散々な言われようでした。
という感じで、新人時代を全くダメなMRとして過ごしたわけですが、何かを忘れたり発言をしても変なこと言うな的なことを言われたり、めちゃくちゃ怒鳴られたりと、存在意義が薄らいでいく感覚を覚えました。
もちろん、机を叩いたり、足を蹴られるなんて日常茶飯事でした。それが普通だとも思っていました、新人の頃は。
さすがに1年くらい続いて、そのあとは私も適応したのか怒られることはなくなるまでには成長しましたが、ながーい1年だったと思います。
なぜ心が折れなかったのか、それは周囲の先輩や同僚のフォローでしょう。
よくある話ですが、周囲の人がサポートしてくれると何とか生き延びられる感じですね。
新人の頃はみんながかまってくれるから良かったと思います。
なので、新人以外の時代にも、可愛がってもらえるスキルってのは重要ですね。
メンタルタフネスと可愛がってもらうということの重要性を学んだ時代でした。
MR時代には精神的につらい日々があったものの、徐々に成果を出すことができて、接待ではなくても処方をしてもらえる術というのを体得しました。
結局、連続で計画は達成できるし、支店表彰、全国表彰ももらえるまでになれたので、ある意味パワハラも何かしらの効果があったのかと思うものの、
自分の努力の方がよっぽど意味があったと思っています。
要は苦手な接待ではないところで成果を出せる工夫をすることで、解決できましたね。
自分の苦手なところで勝負はしない、これに尽きます。
なので、自分の強みは何かを探り、人とは違う点で勝とうと思っていましたので、そういう意味で気づきが得られたのは良かったです。
初めての転職!苦難ばかりが襲ってきた‥
その後しばらくたってからですが、初めて外資系の製薬会社に転職しました。
初めての転職では、やはり一から人間関係をきずかないといけないし、新しいこと・疾患領域を学ばないといけないなど超ストレスフルな日々でした。
今までの心地よい環境を捨てたので、なかなか最初はきつかったです。
まず人間関係ですが、周囲の環境に馴染みやすいように配慮してくれる方、様子を見ながらも警戒心マックスの人、
新しい人がきたー!一緒に頑張ろうね!と本心から思ってくれる人と、うわべだけの人、まぁ色々と見てきましたし、会いました。
人間関係って本当難しいなぁとつくづく思いました。
上司からは相当にプレッシャーをかけられました。前職ほどではないものの、経歴がどうだのとか、嫉妬・嫌味を言われましたね。
本当にどこに行っても嫌な奴は多いなぁという印象ですね。
でも良い人が多かったのも事実でMRさんとかはとてもよくしてくれる方が多かったので、MSLとしては仕事しやすかったですね。
どちらかと言うと、自身の実力を示すことがなかなか出来なくて苦しんだことを覚えています。
当時のMSLは、定義も曖昧だし、やっていることはMRと変わらない。
けどMSLはこうあるべきみたいな、俄かMSLの定義があったわけです。
MSLとは、みたいなものを先輩や上司からレクチャーされるのですが、全くもって理解できず・・・
だってMRと本質的に変わらないことを、あたかもMRとは違うんだという説明を延々にされるので、心の中では「いや、MRと一緒だし」といつも思っていました笑
違うように言ってますけど、同じじゃない?って何度も言いそうでした。
本質的な違いをとらえきれていないと私は思いましたが、周囲からはずいぶん理解しないやつだと思われていたと思います。
なので、入社する前に、面接などでしっかりと仕事内容を確認すべきでしたね・・・
ただ、確認はしっかりとしたつもりでいて、以下のことを確認しています。
MSLは営業とは独立した組織で独立活動をしている。
他社だとまだまだ営業と一緒にやっているところもあって、それは違うんだ!ということをこの入った会社の方から聞いています。
うちの方がメディカルらしい仕事ができると散々自信をもって言われていましたので。ディレクターやマネージャーがですよ。
なので、透明性もあってMSLも独自の仕事をしていると理解して入ったわけです。
他にも働き方とかなど、色々と細かいところも最終面接終わって内定後にもさらに追加で、仕事内容の確認の面接をしてもらったので、有難い限りだったのですが、やっぱり違いました。
それは、自分の知識・経験の浅さなのかと思います。
最初は、毎日転職しない方が良かったのではないかと思っていました。
あときつかったのは、MSLの社内認定試験なるものですね。
皆さんの会社でも社内認定試験ありますよね?大概の企業では試験はあると聞いてますが、どうでしょう?
口頭試問があって、めちゃくちゃ難易度が高かった。クリアできねぇよ、って感じで。毎回気まぐれで質問がされて、一定の質問にならない。
だから自分でストーリーをコントロールしながら、変な方向に話がいかないように、かつ質問に的確に回答するトレーニングになりました。
かなりきつかったですよ、だって全然対応できなかったので。
これまでの経験で医師とのやり取りなど様々な経験をしてかなり出来ると思っていましたが、思い違いだと思い知りました笑
試験もクリアできないと自己嫌悪に陥って、どんどん仕事が嫌になりました。
ようやくクリアしたころには疲れてました。
それでもそのあと仕事が順調に始まって、成果が認められてくると何とか楽しさがわかってはきましたが、これまでのMRと何も変わらないじゃないかという感じで。
やっぱり、最初のスタートダッシュは大事ですが、自分の存在意義(自己肯定感を保ちながら)も示しながら、周囲とうまくやっていくことが転職した時に重要だと思いました。
自分の存在意義を示せる仕事を早急にできること、周囲にうまく溶け込んでいくために積極的にコミュニケーションをとっていくこと、この2つが重要かと思いました。
人間関係に悩まされたことで考えついたこと!
こんな人生もあるんだということで参考になれば幸いです。
けっこう人間関係で悩まされることの多い仕事人生なので、ツイッターなどでもけっこう敏感に反応してしまいます。
ちなみに今の会社のことも色々あるのですが、それはここでは控えさせていただいて、教訓としては2社で学んだことを共有させていただきました。
仕事の基礎的なことはじめ、特に重要だと実感したのは、一緒に働く人との人間関係、仕事の中身・内容の重要性などです。
そして、とにかく理不尽な世の中であること、評価は正当ではないことは今の会社で学びました笑、遅すぎという感じでしょうね。
これまでの会社ではかなり良い評価をもらっていたから気づかなかったのだと思います。
でも良い評価をもらうということは、周囲からの嫉妬・妬み、陥れなど様々なリスクとなりますね。
人間関係がダメで、次に転職してもまた人間関係でつまずくと言いますが、それはそうで、周囲にそういう人しかいない所に行けば何度でも同じ目にあいます。
でもそれって本人の努力じゃどうしようもない部分もあって、特に妬み嫉妬やパワハラなど相手が勝手にやってきてしまうことが多いのです。
まぁ、そこらへんをうまくコントロールしなきゃいけないんでしょうけど、結局は難しいですよ。
私はパワハラを克服というか、脱却できるレベルまでに成果をあげて、平穏な日々を取り戻しましたが、それもかなりの労力がかかります。
人間関係を克服できないで転職しても次でも克服できない、同じ目にあうというのとはちょっと違うと思っていて、環境は運でしかないです。
だから同じ目にあう確率も合わない確率も50%ずつです。合うか合わないか、なので。
もちろん事前に職場環境が確認できれば良いですが、それも難しいので。
克服してもまた何度でもハードルがやってくるので、都度対応する必要があるんです。だからこれは運でしかない。
環境が悪いところにきたら一応は頑張って欲しいんですけど非常に疲れるので、さっさと転職して疲れ果てる前に良い職場環境にうつることが重要と思います。
成果出せとか人間関係克服しろって、かなり難しいですし、通常ひどい職場環境で成果出して認められるのは相当にきついことですよ。そして難しいですよ。
すごくパワーと時間を使います。無駄に。
だって邪魔もされるし、そもそも精神的に不安定だから、なかなかまともな思考ができないわけですから。
私も転職・異動と色々と経験しましたが、良い職場環境に恵まれたことも何度もあるので、やっぱり環境って重要で、環境が変われば全然問題なく成果も実績も出せます。
ただ、今後も転職していっても、同じことの繰り返しだとわかっているので、
今後は転職するなら自分で事業をはじめられるレベルのことを得る必要があるなと思うこの頃です。
そしてこの人間関係のループが延々に続く会社員がちょっと嫌だなと思っていますが、そんなこと言いつつ会社を辞められないのはスキルも経験もまだまだだからですね。
次の転職は、自分で事業を始められるようなことができる会社に転職しようかと考えています。
または、小さい組織で上に立つということも視野に入っていますが、前者の方が重要な気がしています。
さて、今の職場ですが、悪くはないが良くもない。
ですが、今後の製薬業界の流れや自分のやりたいことを考えたら、このままで良いのかとまた悶々と考える日々を送っています。
だから、転職は年中考えることにしています。
いっそのことどこかの中小企業でも買おうかな、経営者で頑張ろうかなぁということも頭をよぎりますが。
ではこの辺で。
ご意見、コメントがあればお待ちしています。