【就職・転職対策】内資系と外資系どちらが良い?キャリア・仕事の幅に違いがある!?


スポンサーリンク

どうも、だいぶご無沙汰しております。

のぶです。

内資系と外資系、どちらの会社が良いでしょうかという質問がまだいくつかきますので、私なりの考察を書こうと思います。

以前にも記事に書いたのですが、そちらでは、主に福利厚生や給与、何となくの働きやすさについて書きました。

どちらも一長一短があるのですが、最近というか、やはり大きく異なる点があることに気づきましたので、ブログとして残したいと思います。

内資と外資では資金源が異なるので、国内における裁量の幅が異なる!

内資と外資で働いてみて大きく異なるなと感じたのが、こちらの点です。

内資は、国内に本社があり、その本社が主となり経営をしています。当然といえば当然ですかね。

一方で、外資系は、海外に本社があり、海外が主体となって各国の資金などを管理・運営している状況です。

つまり、資金源が内資は国内、外資は海外ということです。

となると、何がメリットになるかというと、国内の場合、国内の人たちが資金をマネジメントしているので、以下の点がメリットになります。

  • 海外社員と資金獲得競争の影響が少ない
  • 国内のメンバーが主となり、資金の使い方・使い道などコントロール可能
  • 資金調整、融通がつきやすい

一方で、外資系は、海外の本社に全てを握られており、国内の権力・幅があまりきかないということになります。

ということは、何かイベントや臨床試験を組んだり、試験を支援したりする場合、海外の本社との折衝により資金獲得するプロセスが必要になります。

そして、その折衝はハードルが意外と高いことも。全世界の社員と資金源の獲得に競合が発生しますので。

例えば、国内で力のある先生からの臨床研究の提案の場合、内資系の場合は顧客の属性や特性も考慮したりする可能性があります。

もちろん研究内容自体が面白い、興味深いものである必要は前提としてありますが。

海外から資金獲得する場合、なかなかそういった事情までは汲めない。

もちろん説明すれば納得してもらえることもあるかとは思いますけど、障壁があります。

基本的には、やはり内資系の方が、資金獲得が用意で、自分たち国内メンバーが主体となって研究支援ができたり、マネジメントできますので、非常に融通がききやすいわけです。

資金獲得の状況によっては、自分のキャリアや仕事の幅に差がでる可能性がある!

資金獲得が、何に影響してくるのか?

もうご存知の方も多いかもしれませんが、

資金が獲得しやすい、資金の使い方・使い道が国内で完結できる、ということがどれほど大きなメリットになるかといえば、

想像に難くないと思いますが、内資系の方がキャリア形成や仕事の幅が広がる可能性があります。

例えば、メディカルアフェアーズの仕事で言いますと、医師主導研究の支援の依頼がきたとします。

その際に、資金の話はもちろん国内の会社内の話し合いだけで済みますので、言語ハードルが低く、競合が少ないため、比較的資金獲得しやすかったりします。

そして、実際に実施のフェーズに移る可能性も内資系の可能性の方が高いと、個人的には思っています。

となると、臨床研究支援の経験がつめるわけです。

また、臨床開発の方も同様のことをおっしゃっていた方がいました。

開発でも同様のことが起こっているようです。

内資系の良いところは、キャリア形成にプラスに働く可能性が大きいのではないかと個人的には考えており、これまでの通り内資系で働くことはメリットになると思っています。

外資系でも経験できる可能性はあるのかもしれませんが、内資ほどチャンスは多くないと感じています。

内資が変わらないといけないと思うところ!

内資系で働くことは、自分のキャリアに幅が出て、今後のキャリア形成にプラスになるのではないかと思ったりしているのですが、

一方でマイナス面もあります。

それは、やはりどこか古い体質が残っているところですね、母体の人数が多いのでやはり年長者を敬い、年功序列的な風土はまだあると思います。

コロナを機会にドラスティックに変わっていく可能性があるので、そこは今後期待したいところです。

あとは、若年者に裁量をもたせて、重要なポジションをどんどん経験させてくれる会社が多くはない、というところかと思います。

ただ、中には内資なのに非常にチャレンジングな環境に若年者をおいてくれる内資もあるので、そういった会社は非常に期待がもてます。

他にも、人数が多すぎるがゆえに、人との軋轢が生まれやすかったり、仲違いするケースもみます。

それは外資でも同じことではありますが。

給与面では、やはり徐々に上がるという感じなのかと思っていて、成果主義もあるもののどこか年功的な要素も残されているのが内資かと思います。

こちらの待遇面も今後はかなり変わっていくとは思っていますが。

総じて、あまり私としては内資特有のデメリットはないと思っています。

むしろいろいろと幅広く経験やキャリアを積むなら内資の方が良いのではないかと思います。

最後に

結局、内資を推奨するスタンスは、のぶとしては変わりませんが、内資も企業規模によっても変わってくるかもしれません。

一番、キャリアに幅が出そうなのが、国内発のベンチャーとか、小企業なのかもしれません。

一人当たりの裁量の幅が広いと思われますので。

ただ、私自身、経験があまりないので詳細なところはわかりませんが、もしかすると良いかもしれません。

内資系と外資系の両方から内定を得ていて、迷った場合は参考にしてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする