どうも、こんにちは。のぶです。
最近、企業からのダイレクトリクルーティングが増えているので、気になりまして、取り上げてみました。
今後劇的な変化が訪れるでしょうから、このダイレクトリクルーティングがどうなっていくのか楽しみではあります。
もっと盛んになってくるんでしょうかね。
ダイレクトリクルーティングとは何なのか?
ご存知の方も多いかと思いますが、名前の通りですが、企業から直接個人に面接しませんか?カジュアル面談でも良いのでお話しませんか?
というお誘いのメールがくることを指しています。
このお誘いメールが来ることには当然のことながら意味があると思っています。
まずは、会社としてはヘッドハンティングをしたいという意図ですね。
当然これが主目的であり、これ以外の目的は特にないのかもしれません。
カジュアル面談でも良いという誘い文句で誘っていただけるので、気軽に話に、のれそうですが、ちょっと注意が必要ですね。
例えば、お互いの目的が食い違っている場合を考えてみます。
先方はヘッドハンティングをしたい、当方は情報収集がしたい、ということが主目的の場合、双方で目的が異なるので、今日の面談は何だったのだろうとなりネガティブな印象に終わる可能性があります。
また、企業側に転職したい方の面が割れるということと、転職活動しているという情報が第3者から流れてしまうリスクがあります。
私も情報収集とコネクション作りにちょうど良いなと思って連絡をとろうかなと思ったのですが、
転職エージェントさんのように、気軽に話を聞いてみようかな、とはならないのではないかと思いました。
誰がコンタクトをしてくるのか?
ダイレクトリクルーティングは誰が、転職したい人に連絡をくれるのでしょうか。
私が知る限りでは、以下です。
- 採用代行業者(企業の人ではない)
- 企業の採用担当の人事
- 企業の該当部署の部長など
一番上の採用代行業者は、企業の人ではないので、コンタクトをとっても特段エージェントさんと違いはないのかと思います。
2番目の企業の採用担当の人事などの方の場合は、職歴書まで細かく読んで依頼をしてきたということよりも、
画一的に調べて条件に引っかかってきた方を対象をしているように思います。
企業によっては、それぞれの部署に採用担当みたいな人がいるようなので、例えばメディカルアフェアーズ専属の人事の方が採用に関わっている可能性もあります。
ですので、一概に人事といっても様々な方がいるかもしれませんので、要注意で見ないといけないですね。
一番下の部長さんの場合は、正直に認められた感じがして嬉しい気もしますが、コンタクトは要注意ですね。
部長自らリクルーティングしているということは採用確率も高いような気がしていますが、まぁ面談次第でしょうかね。
コネクション作りに面接しようか迷いましたが、実際に受けてみて、辞めますというと結局断ったのと同じなので、次回受けたいと思った時に印象が良くないですね。
ダイレクトリクルーティングは何が良いのか?
ダイレクトリクルーティングは、転職エージェントにとっては報酬が発生しないので旨味のない話です。
転職エージェントとしてはやめて欲しいところかと思います。
一方で、製薬企業側は手数料をエージェントに支払う必要もなく、また短期間で事を運ぶ事ができるのがメリットではないかと思います。
最後に、転職したい者にとって、このダイレクトリクルーティングがどうなのか、です。
個人的には、企業から直接の依頼がくるのでちょっとテンションが上がりますが、
やはりコンタクトするときには自分が行きたい会社か、案件かに依存するのではないかと思います。
直接声をかけてもらえるということで、自分の市場価値がある程度認識できるかと思います。
私としては、市場価値のバロメーターとしての利用価値が高いのではないかと思います。
一方で、デメリットとしては、年収交渉や待遇交渉などがしにくいという点だと思います。
やはり転職エージェントさんが介在してくれることで、入社時期や年収交渉など、本来言いにくい事を言ってくれているので、そういう意味では重要な存在です。
ただし、今後働き方が変わる、貨幣の価値が変わる、働く条件が自由になるなど、従来の価値観が変わるのであれば、
このダイレクトリクルーティングだと効率よく会社に入社できると思います。
あと、余談ですが、このダイレクトリクルーティング、カジュアル面談と言いながら、部署のメンバーも参加してこの人はどうなんだろうという感じで面接してるなんてケースもあるようです。
カジュアル面談とは名ばかりで実際には面接ですよね。
書類選考だけ通った感じで、あとは面接で人となりを見てみたいというところでしょう。
最後に
ダイレクトリクルーティングですが、企業にとっても転職者にとっても利用価値が高いように思います。
これが日常的に行われるようになれば、もっと転職もしやすくなりそうな気がします。
マッチングサイトみたいな感じで、もう少し企業と転職者との間のハードルが下がるとより利用しやすいのですが、
やはり一度企業の面接を受けると一定期間履歴が残って、次の面接を受けるまで間をおかないといけないのと、
次の面接の機会までに、更なるスキルや経験値をアップさせないといけないので、結構大変です。
本当はお見合いみたいに、サクッと次から次へと相性を確認して展開できれば良いですけどね。
このことができない背景としてあるのは、やはり一旦転職者が入社したら、なかなか解雇できないのと、転職が容易な環境ではないことが影響していると思います。
サクッと採用して一緒に仕事してみるっていうのができないと難しいかもですね。
以前から思っていますが、一旦1週間程度インターンみたいなかたち働いてみて、相性みてから正式採用、というのもアリかと思っています。
ただ、その1週間の間、転職者の心理的ハードルがかなり上がるので転職したくなる気もしています。
これをクリアするには、転職者側で複数の仕事をかけもちできるようになったり、お金で暮らしが揺らぐようなことがなければ、
安心して1週間のお試しインターンに臨めるのですけどね。
余談が長くなりましたが、今回はこの辺で。